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Posted by 諭吉セブン
 
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吉野の旅 ~序章・典子さんのこと~
気功の学校に通い出してもう4年目になる。
通い出してと書いてみたが
自宅から歩いて10分なので
全国から飛行機やら新幹線、夜行バスで
通ってくる人には申し訳ないくらい。
この4年で全国のいろんな人と出逢って
皆さん、遠い人は一年間集中して通って
その後はたまに顔を出されるのだけど
毎回、いつ行っても会えた人であり
私の大好きな人でもある
“典子さん”のことを。

大山(鳥取)から通われている典子さんは
抜群にタイミングがいい人だ。
私自身も決してタイミングが悪いわけではない。
うまく運ばない出来事には
必ずと言っていいほど理由があったり
なかなか辿りつけない場所も
行かないほうがいいという意味があることを
随分と時間が経ってから知ることも多い。
気功をやり出してから
ますますそれは強くなってきた。

IMGP0993.jpg

「えっ‥」というタイミングで
いつも電話がかかってくるのが典子さん。
例えば今までバタバタしていて
落ち着いた瞬間とか。
その抜群なことに感動すらする。
大勢の人の前で話し終わり
解き放たれた瞬間の直後。
「時間がない」「間に合わない」と
心臓が破裂しそうなくらい集中して何かをやって
「間に合った」瞬間の直後。
何日も便秘が続いて
トイレでやっとすっきりした瞬間とか。
(汚くてごめんなさい)
ピンキリだけど
共通するのは緊張から解き放たれたすぐ後。
本人曰く
「誰にでもタイミングがいいって言われる」
「私自身もお風呂に入っている時に
電話が掛かってきたことなんかない」らしい。
少し前にここに書いたオタフクソースさんから
電話をいただいた直後に
「誰かに話したい」と思った瞬間に
電話をくれたのもこの人だった。
⇒オタフクソースさんはあの後
CDと一緒にお好み焼き粉とソースの
詰め合わせセットを送って下さいました!!
丁寧な宅急便の送り状の字やお手紙に
企業としての姿勢が素晴らしいと感動♪

典子さんの話し方は
決して流暢と言う感じではなく
倒置法ではないのだけど
主語と述語、形容詞などがバラバラで
先に感情を話されて
聞いている側が驚いてから
その理由を話されたりと
独特の雰囲気も楽しい。
去年は二度も一緒に泊まる機会があったので
たくさん面白い話を聞かせてくれた。
出生から思春期のエピソードなども
いくつも小説に書けそうなほど
聞き逃せなくてトイレに行く間も
お風呂の時間も惜しかったくらいだった。

典子さんと3月の末に
吉野(奈良)に行くことは半年前から決めた。
去年、大山に私が遊びに行った際
典子さんは素晴らしいナビゲートをしてくれた。
まるでパズルをはめていくように
あちこち連れて行ってもらい
足は?というと典子さんの友達やご主人が
入れ替わり立ち代わり来てくれては
一緒にご飯を食べたり
山に登ったり温泉に行ったり泊まったり
そしてメンバーはどんどん変わっていく。
その変わるがわるやって来る人達が
初めて会ったのに
驚くほど話しやすくて感じが良かった。
京都から一緒に行ったTさんが
すっかり舞い上がってしまい
「こんなにいい人ばかりなら
京都から引っ越して鳥取に住みたい
と言い出したほど。
私は「鳥取にもいじわるな人もいるし
京都にもいい人はいっぱいいるから」と
Tさんを諭したくらいだった。

そんな典子さんと奈良を散策するのに
今回、いつになくいろいろ調べたり
立ち寄る予定の場所の
リーフレットなども集めた。
旅の目的は吉野の金峯山寺と天川村。
でもその前に私の好きな場所にも
立ち寄ってもらうことになっていた。
感覚の鋭い彼女は
「ここが気がいい」とか
「ここはちょっと」とか
瞬間に解って教えてくれるのも楽しみ。

IMGP0981.jpg

奈良駅で待ち合わせて
いくつかの神社などに立ち寄ると
行っても行ってもそこでは
結婚式が行われていた。
祈祷してもらっている人がいる時に
神社に行くといいらしい。
会社で祈祷してもらっているとか結婚式とか
大勢の人がきて
お金がしっかり使われている時に
その場にいると色々と便乗できるらしい??

翌日の4月から新しい仕事を始める私と
典子さんはこの旅の間に
節目となる誕生日を迎えるらしい。
きっと2人にとって
とてもいい区切りになるだろう。

その旅の話は又、次回に続く。

*写真は夕暮れの天川村にて











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Posted by 諭吉セブン
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[気功
場を作る~西宮気功のひろば~
四年前に気功を始めてすぐに
tokikoさんとは出会った。
見るからに聡明で真っ直ぐな人。
天野先生に教わって気功を学んでいる人の中でも
ダントツにエネルギーが強そうだし
とても熱心な姿勢も
会った瞬間から感じた。
私のように何がなんだかわからないまま
感覚だけで(先生の写真を見て)
気功をやり始めた人間とは大違い。
最初の年は
彼女と挨拶程度しかしていなかったと思う。

IMGP0913_20130511082454.jpg

その年に仲良くなった人が
こんなことを言ってくれた。
「この場所で気功を学んでいる中に
エネルギーが強烈に強い人が三人いる。
その一人がtokikoさんであり
もう一人あの人と(誰だか男性だったけど忘れた)
そしてあなたかな。(私のこと)」
私はその頃、気功をやり出して数ヶ月経つのに
まだ何をやっているのかわからないままで
講座を受けにくるたびに日頃の疲れが緩むのか
恐ろしい眠気に襲われて
毎回毎回ぼーっとしていた。
その年の気功の講座には
何年も気功を学んでいる人も多かった。
日本だけでなく海外で
気功を教えることで生計を立てている人や
整体や鍼灸など東洋医学のプロだったり
見るからに霊感の強そうな人だったり。
そんな人がいる中で
なぜそのエレルギーの強い三人に
私が入ったのかが不思議。
言い出した人が仲良しだからきっと
ひいきで“その三人”に入れたのだろう。
でもエネルギーの強そうな
tokikoさんと同等に見られたことは
私にとって嬉しい要素にしかならない。
当時の私は仕事でクタクタで
何をやっているのかわからなかったが
内に秘めている力は
表には出なくてもあるのかも知れないと
考えることも出来たから。

tokikoさんと
「雰囲気が似ている」と言われたことも
この数年間に何度かあった。
最初はお互いに「えー似てるかな?」と
顔を見合わせたが
その後も忘れた頃に
「似ている」と言われたことがある。

彼女は三十代で大切なご主人を失くされて
小さな子供さんを立派に育てている人。
それでも抱えきれないほどの悲しみや孤独を
感じさせることはなかった。
華奢な体や繊細な気持ちを
かき消すくらいの真っ直ぐな気性や
どんな場所でもしっかりと通る声が
まるで彼女を武装してくれているかのように
大きく強く見せてくれているように思えた。
女性らしいというよりは
さっぱりした気性で行動力もあり
男っぽくてお酒も好きだし
豪快に笑っている姿がよく見られた。

tokikoさんがブログを始めた時期と
私がこのブログを始めた時期はほぼ同じ。
彼女はブログの開設と同時に
西宮で気功を教え出した。
その講座は毎月日曜日なのだが
あいにく前職の頃
私は日曜に休みをとるのが難しく
去年やっと一度だけ行くことが出来た。
いつもは同じ生徒側から
天野先生の気功を学んでいるが
tokikoさんは先生役になると
まるで違う人のようだった。
いつものパワフルな印象はなく
人を迎え入れる大きな温かさや
包み込むような優しさ。
そのいつもとの違いに驚いた。
私が勝手に感じていた彼女の印象なんて
ほんの一面だろうし
教えることも学ぶことも
全て自分の糧にして
毎日を歩いている気がした。

IMGP0934.jpg

その西宮での気功の講座が
四月末で最終回を迎えた。
「終わりは始まり」
「手放すことで新しいものが掴める」
そんな言葉を私は
tokikoさんから直接言ってもらったこともあるし
彼女のブログで見た気もする。
最終回のその日、どうしても行きたいと思ったが
どうも腹痛が治まらない。
おまけに今年は町内会の役員が回ってきて
この日は朝の七時過ぎに
近所の小学校に集合で
「ハンドボール大会」の準備の役に
当たってしまっていた。
ハンドボール大会の準備は
私の住むマンションの住人が参加していなかったので
準備だけで早々に終わった。
「これなら西宮に行けるかも」
そう思っても朝からかなり無理をして
校庭で立っていたせいで
どうやら痛みは酷くなっていった。

自宅に戻り横になって
「あぁ、西宮に行きたいな」と呟く。
すると夫が突然
「助手席で寝てたら西宮まで
勝手に着くんやから行ったらええやん」と言いだした。
もちろん夫が運転してくれる
という意味なのだが
この人が何を大切にしたいのか
よく分からない。
大切に続けてきた“最後の自分の講座”に
調子の悪い人がわざわざやってくるなんて
tokikoさんだけでなく周りの人にも
迷惑を掛けるかも知れないし
そもそも夫として妻の体が心配ではないのか。

しかし、助手席で寝ている間に
(結局、行ったので)
腹痛はほぼ治まって西宮に到着した。
会場の和室から見える新緑も眩しい。
この場で三年間、
tokikoさんは毎月がんばってきた。
何もないところから始めて
場を作ってきた。
去年、参加した時に
tokikoさんは先生役でなく
初の試みで他の生徒さんが先生役になり
リードを任せていた。
そして講座の後に
「今日は私がやってないから」と
皆さんから集まった受講料を
その日、リードを任された人に
渡そうとされていたことを
はっきりと覚えている。
そのお金でランチを食べに行っても
誰も怒らないだろうし
次回の会場費に使うとか
何かの時に残しておくとか
いくらでも使い道はあるのに。
でもそれこそが彼女そのもので
「教えたい」
「人の前に立ちたい」
そんな気持ちはどこにも持たずに
自分の住んでいる西宮という町で
“場を作る”ということに
徹しているんだなと思って
その光景を見ていた。

IMGP1094_20130511082453.jpg

“場”は講師だけでなく
集まる人達全員でで作られる。
それでも講師役が
安心して過ごせるように
皆が力を抜いて過ごせるように
最初に流れを作らないと
どれだけ素敵な人がたくさん集まっても
いい雰囲気になるとは限らない。
“西宮気功のひろば”は
とてもいい“場”だった。
ちょうどいい広さの和室には
緑が見えて風通しがよく
吹奏楽のBGMが聞こえる環境もいい。

あっと言う間に時間が来て
tokikoさんの講座は終わった。
「三年間お疲れ様でした~」と
私が勝手に言ってから
突然tokikoさんへの労いの拍手を周りの方に促すと
皆さん、一緒に拍手をして下さった。

この日は思いがけない
サプライズもあった。
tokikoさんに新しいパートナーが出来たらしく
その人も講座に参加していたので
最後に紹介していただいた。
嘘をつくのが苦手そうな
無骨そうな男性。

「一匹オオカミみたいで。
たった一人で戦っていて孤独な気がした」
その彼の口から出る
tokikoさんを語る言葉は
しっかり本質を見抜いていた。

籍を入れるとかでなくても
別に男性と女性でなくてもいい。
身を切るような悲しい別れを経験した人が
もう一度、一緒に生きていきたいと思える人と
又、めぐり逢えたことが
私はとても嬉しくて
ちょっとその場で泣いた。

IMGP1116_20130511082453.jpg

腹痛がおさまったので
帰りは走るように会場を後にした。
「お腹が痛かったけど、今日はいいことあったわ~
 来て良かった」」
目が潤んだまま車に乗り込み
はしゃぐ私に夫は言う。
「俺は今日、何一ついいことはない」
(↑こういう事を言わなければいい人なんだが)

穏やかで優しいあの場の空気感を
私はきっとこれからも
忘れないと思う。
波がおさまるように穏やかに最後を迎えた
“西宮気功のひろば”
たった2回参加しただけでも
そう思うくらいだから
今まで何度も足を運んだ人はそれぞれに
もっともっといろんなことを
心の中に感じておられるだろう。
又、大きな波やうねりはやってくる。
そんな未来を期待して
そしてもっともっと
tokikoさんが幸せになれますように。

お疲れ様でした。
そして心からの感謝を込めて
ありがとうございました。

*写真は4月の近所の花と植物園のチューリップ。
Posted by 諭吉セブン
comment:2  
[気功
福岡の旅 後編~in 気功の学校  福岡天神~
福岡のきみこさんちで目覚めたのは
朝の6時だった。
おてんばちゃんが私がいつ起きるかと
寝顔をじーっと見ているのがわかった。
起こしてやろうとはせずに
いつ起きるかと笑顔で
ずーっと待っていてくれていた。
ひとみさんは隣で
息をしているかと思うほど爆睡中である。

おてんばちゃんの部屋で
早朝から遊んだ。
お母さんのきみこさんが選んだだろう
絵本の選び方が好きな本ばかりで
これだけでも楽しい。
おてんばちゃんが占いを鑑定してくれたり
なぞなぞを出してくれて考えるのも楽しい。
テンションは早朝から高過ぎる二人だった。

昨晩からずーっと
おてんばちゃんが考えてくれているのは
「天野先生をびっくりさせること」
そもそも私が
「天野先生はちょっとのことでびっくりしないから
びっくりさせるにはどうしたらいいか考えて」と
言ったからだ。
それからおてんばちゃんはずーっと
「これはびっくりするかな?」
「これは?」と考えてくれた。
おてんばちゃんがやることはきっと
「かわいいな」で優しく笑って終わりそうで
「ぎょっ」とさせることは難しそう。
ピンクの大きなくまのぬいぐるみがあったので
まさしさんが言う。
「それを頭にかぶって天野先生に
 くまにちは!って言ったら?」
しかし、私が
「それも先生はかわいいね、おてんばちゃん
 って言うだけでびっくりしないから
 そもそも『くまにちは』が通じないかも。
 まさしさんがピンクのクマをかぶったら
 さすがにびっくりするかな」
それはあっさり却下された。

結局おてんばちゃんは色々考えた結果
さくらちゃんの髪に息を吹きかけて
(りかちゃん人形の一種で髪の色が七色に変わる)
天野先生をびっくりさせることになった。
そんなわけで気功の学校の会場には
さくらちゃんもしっかりと連れていく。
*さくらちゃんはもともと
息を吹きかけて変色させる
お人形ではないようです。

_IGP7389.jpg
 
おてんばちゃんはDVDでしか見たことのなかった
生の天野先生を見るのが初めてで
とてもとても楽しみにしていたけど
にこにこした天野先生に挨拶されると
ちょっと恥ずかしそうにうつむいた。
でも本能的に解ったらしい。
「びっくりしなさそう」だと。

きみこさんが今日の気功の学校の開催を
心待ちにして夢の一つでもあったので
緊張しているのがこちらまで伝わる。
さりげなく自然にサポートするまさしさん。
おてんばちゃんは天野先生に
いつ、さくらちゃんを使って
びっくりさせるかを考えて
タイミングを見計らっていた。
ひとみさん一人でも受付は出来るのに
私とおてんばちゃんも受付のテーブル前に座る。
私はDVDや本の前にいたので
「これはどんな本ですか」とか
「どれがお薦めですか」と聞かれる。
こんな時、考えていなかったのでなかなか難しい。
話しは長すぎても短すぎてもどうかなとか
無理に売りつけてもいけないと思った。
一言で本の特徴を伝えると軽すぎる。
なのに迷っている人がいると
「今ならサインももらえますよ」とか
余計なことまでしゃべってしまった。

気功の大先輩から
初めて気功をする人、
きみこさんのブログを見た人やサロンのお客様も
次々と集まってくる。
あまり満面の笑顔で迎えても怖いかも知れないし
かと言って事務的でも嫌な感じ。
それでもおてんばちゃんが横にいてくれたので
来てくれる人が次々と笑顔になる。

気功の学校に通って
今年で三年目になる。
回を重ねるごとに緩んでいく人や
笑顔の増えてくる人
元気になっている人を見るけど
今回はそれを凝縮して
丸一日で見せてもらった感じだった。
一番後ろから全体を見る。
天野先生はいつもとは又違って
おもしろい関西人を演じたり
初心者でもわかりやすいように
話をされていた。
場の雰囲気が和んでいき
昼食の時間にはもうすでにいい感じだった。

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お昼休みにお弁当を買いに行き
おてんばちゃんにあげようと
キティちゃんのいなり寿司を買った。
すると天野先生が
「これは!!」とすぐに反応し
デジカメで写真を撮り出された。
「えー、先生のつぼってこんなとこなんか」
まさかキティちゃんいなりで
先生の心を動かせるとは。
そう思って笑いながら
キティちゃんいなりを写真に撮る先生を
きみこさん、ひとみさん、そして私が連写する。

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場もゆったりした所で
やっとおてんばちゃんが
さくらちゃんを取り出して
さくらちゃんの髪に息を吹きかける。
さくらちゃんの髪は虹色に変わっていく。
先生は「えーっ」と二度見して
「おーっ!!」とびっくりされて
おてんばちゃんの作戦は見事に成功した。

午後からの体癖の講座も終わり
皆さんとてもリラックスした笑顔になっていて
福岡での気功の学校は無事に終わった。
初めての場所で初めて会う人と一緒に気功をする。
通じ合う気やゆるみ、温かさ
いいようのない幸せな感じを
かみしめるように味わった。

アドレスを交換したり
別れを惜しみながら皆さんと別れるが
新幹線の時間までまだ時間があるので
きみこさん親子も一緒に
駅まで付き合ってくれた。
おてんばちゃんは何度も繰り返す。

「ママが京都に行ったから
 二人は(私とひとみさん)来てくれたんやね。
 ママ、ありがとう」

おてんばちゃんの言葉が
何度もリフレインのように響く。
当時、5歳だったおてんばちゃんにとっては
一ヶ月に一回とはいえ
お母さんが気功を習いに
京都に行って二晩もいないことは(往復夜行バス)
きっと寂しかったに違いない。
それでもおてんばちゃんは何度も
自分に言い聞かせるように言う。
「ママが京都に行ったからやね」と。

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新幹線の出発時間が近づいて
いよいよ別れる時間がやってきた。
さっきまでずーっと笑っていたおてんばちゃんが
寂しがって泣き出した。
私も泣いたのできみこさんも泣き
ひとみさんも泣いて
結局四人でもう会えないくらいの勢いで
抱き合って泣いて別れた。

_IGP7456.jpg

京都に戻って夫に
「おてんばちゃんが京都に遊びに来たら
あんたホテルでも取っといたげるから
どっかに泊りに行ってな。
車のほうが良かったら車で寝てきて」と言うが
夫は福岡に行ったのに
明太子も何も買ってきていないことに怒り
おまけに家も追い出されると思って
更に機嫌が悪くなった。

「あ、でも確かおてんばちゃんは猫アレルギーやから
 我が家は動物園みたいやし無理か。
 やっぱりこの家にいてもいいわ」

この私の勝手な言動に
夫はやっぱり機嫌が悪いらしく
無言で寝室に消えた。
今度はせめてお土産でも買ってこようと
私なりに反省し
翌日近所のスーパーで
明太子を買っておいた。

きみこさん、まさしさん
そしておてんばちゃん
まだまだ番外編に書く予定ですがが
本当にお疲れ様でした。
お世話になりました。
そしてご一緒してくれたひとみさん
おかげで最高に楽しかったです。
見守って下さったじゅんこさん
そしていつもより図々しい私を
石井ゆかりさんと同じ体癖
「ねじりの人」にしてくれた天野先生。
(この件は又、そのうち書きます)
本当にありがとうございました。

              ≪番外編に続く≫

きみこさんのブログより入門編(午前)気功の学校 福岡天神 入門編
   〃          体癖編(午後)気功の学校 福岡天神 体癖編
         
この日、気功の学校に参加して下さった
福岡で会った素敵なセラピストさん達のブログはこちらから
又、いつかきっと会えますように。
れいさん→みずからせらぴー
仁美さん→merry note 
かおりさん→healing at 香庵 福岡アロマサロン
Posted by 諭吉セブン
comment:4  
[気功
大丈夫
気功の天野先生はいつも穏やかで
動揺したりびっくりして
飛び上がるようなことってあるのかな。
講座の時はわざと大げさに
わかりやすく伝わるようにゼスチャーで表現するけど
何かあってもあんなにびっくりしないはずである。
私が青森から電話して
「先生、青森に来てるんですけど
 知子さんがいません」
慌てる私にその時も
全くいつもと同じ口調だった。
11月の気功の学校の後
お茶を飲みに行った店で
皆でそんな話をした。
そういや以前、南禅寺の横の川の所で
観光している外人さんがデジカメのケースを
うっかり落として流れていく時も
天野先生はまるで普通に川べりにひょいと座り
両足で上手に挟んで
ケースを拾ってあげていた。
皆があっけにとられている中で
もう一人、歩き出されていたっけ。

通しで丸2年、気功の学校に通った。
今日はその終了の日だった。
気功はとっても深い。
深いから複雑にしたり、ややこしくも出来る。
知らない人が多いからきっと
いくらでも怪しくもできるだろう。
ところが天野先生の気功は
どれだけやっても限りなくシンプルで
先生はいつまでも怪しくならないし
仙人のようで植物のようで
そして毛穴のないツルツルの肌。
↑関係ないですね
奥さんのじゅんこさんは
時に母のようで姉のようでもある。

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今年も全国からいろんな人が集まってきた。
今年は震災もあったし
その他にも悲しいことも多かった。
毎月一回集まれるこのペースが心地よくて
皆で笑ったり泣いたり
こんな感情を封じ込めていたんだと
震災直後の活元運動では
*活元とは野口整体で
 ネットで調べれば無意識に動く
 寝相みたいなものだと出てきますが。
号泣していたことを思い出す。

去年はタイミングがバチバチ合い出した。
こんなに偶然って起こるのかと思うほど
小さな小さな奇跡は続けて起こり
人との出会いも繋がりも
まるで決まっていたかのように思えた。
テレビっ子だった私は
テレビを消す時間を作って
食事をする時も
ななちゃんと散歩する時も
何かを感じようとして
感覚をあげようとした。
今年は一瞬「あれ?間違えた!!」とか
「わー。事前に言っといたら良かった」
みたいな感じのことも続いた。
それでも、うまくいかなくてもそれが反対に
良かったのではないかと思うような
結果が必ずついてきた。
動けば必ず何らかの結果が出て
あまり考えずに思った通りに動いた。
「自然か」「不自然か」
「本当にそれを望んでいるのか」
そう考えれば自ずと答えは一つしかなくて
そこに迷いはなかった。
天野先生は
「やってもやらなくてもいい」
「決めるのは自分で自由」と口にされる。
その言葉で私はどれだけ楽になれただろう。

この気功を学べる場は私にとって
一つの聖地みたいな場所であり
いつも原点に戻れる場所になっていた。
距離は離れていても
気功を通じて知り合った人とは
いつも繋がっている気がした。
今年はそんな仲間に会いに
沖縄や青森にも行けた。

過去に出逢った大嫌いな人の名前と
別れた前夫の名前は
出来ればあまり触れたくない。
なのに私の働く老人ホームには
珍しいその苗字の人が二人、入居していて
いつも優しく笑顔で話してくれる。
大嫌いな名前のはずが
その人達が大好きになので
好きな名前にもなっていた。
私がこの人達を傷つけることは出来たとしても
優しいこの高齢者さんは
私を傷つけることはまず、ないだろう。
そう思うといつまでも小さなことに拘っている
自分自身が小さく思えた。

去年と引き続き気功の学校が全て終了し
最後の懇親会が行われたその場所は
前夫やその両親
私の両親、兄弟が
「披露宴をしないのなら
 せめて気軽にご飯でも」と
ずーっと昔に皆で行ったお店である。
去年はここにくるのも嫌で
懇親会に出るのもしんどかった。
お店の名前を聞くのすら嫌だった。
今年は喜んで男性陣を先導してお店に入る。
こうやって嫌だと思っていた場所も
嫌いな名前も全部全部
乗り越えて好きになっていける
「何があっても大丈夫」と
いつも誰かが教えてくれている気がする。
大丈夫だと思える自分の気持ちが
丸二年、気功の学校に
通った成果なのかも知れない。

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その場所で繰り広げられる
大好きなご夫婦で
今でもけっこう近いのに
もっと近所に住んで欲しいとさえ
勝手に思っている
“山ねこ団のなおちゃんとよしふみさん”の
温かい優しい音楽に気持ちも更にほっこりし
徹さんのバイオリンも心地よい。
いつも森田料理教室の上門前の家で聞く
徹さんのバイオリンとは
全く違って聞こえた音色だった。
今年は徹さんと気功の学校で話せることも
楽しみの一つだった。
音楽に合わせて楽しい気分で手拍子が始まると
天野先生が「踊りましょうか」と一言、
するとすぐに踊り出せる人達、いいなぁ。
結局最後は皆で手をつないで
徹さんのバイオリンで踊って
笑顔でゲラゲラ笑っての終焉となった。
「私はちょっと」
そんな躊躇がなく立ち上がってすぐに踊れる
それが気功を一年以上学んできた人の
成果かも知れない。
誰かが声を掛けると自然に皆の体が動き
輪になってバイオリンに合わせて踊れる。
この一瞬でなくて
いろいろあったけど
今年一年が楽しかったと皆で思えることが
何より幸せなのだと思った。
ゆるむ⇒感じる⇒自然に動く
それはいつも教わっている
天野先生が伝えたい気功の原点でもある。
「笑顔でも怒ってもいい」
「がんばってもがんばらなくてもいい」
「私は先生でなく自然が先生
 その自然の声や体の声に耳を澄ませば
 自ずと整っていく」
その言葉は年間を通して同じで
最後もそんなお話しがあって
果てしないほどの安心感が広がった。

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今年気功の学校を通じて知り合った皆さん
昨年から引き続き仲良くして下さっている皆さん
そして天野先生、じゅんこさん
たまちゃん、れんちゃん
本当にありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
これからもどうぞよろしくお願いします。

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そうそう、先生が一度だけ動揺されたことを
ふと思い出した。
去年、職場のバレーボール大阪地区大会で
うちのホームが優勝し
東京の決勝に行く前に私が
「先生、どっか体を触らせて下さい!!」というと
「えっっ!」と体をひかれた。
その時くらいだろうか。
もちろん私は変態でも何でもないので
先生の腕をつかんで触ってきた程度だけど。
でもいつか天野先生を
驚かせてみたい。
そんな思いはいつまでも消えない。

気功の学校のこの一年を
福岡のきみこさんが素敵にまとめています。
夜行バスの往復で一年間京都に通ったきみこさん
本当にお疲れ様でした。
私に負けない長文です(笑)
同じ乙女座、来年に向けてがんばろうね。
ブログはこちらから/mominoきみログ"
今年出逢った素敵な仲間の一人です。
又、すぐに会えますように。
Posted by 諭吉セブン
comment:6  
[気功
ただ祈る
今月に入って間がないその日
わくわくした気持ちで気功の学校に向かった。
今日は先日の「お腹が痛い」メールで騒いでから
天野先生やじゅんこさんに会うので
もうだいぶ治ってきていているけど
“個人けいこ”をしてもらえそう。
石井ゆかりさんの2012年のダイアリーを
発売日に手に入れたので
それを嬉しがって持っていくことも楽しい。
(じゅんこさん他、石井ゆかりファン多し)
会場に着き講座が始まってすぐに
耳を疑うような話があった。
今年1月から皆勤賞の状態で休まずに通っている
気功仲間のお友達の御主人が急遽されたらしい。
天野先生の声で皆で黙祷をするけど
信じられない気持ちと
悲しい気持ちが入り乱れ
涙が何度も流れて止まらない。
今年になって気功を通して知り合った彼女は
きっとあまり私と年齢も離れていないと思うけど
聡明なのに笑顔も表現も純粋で
少女のようにかわいい人だった。
ただ嬉しいとか温かいとか
ご自分のブログでも
他人のブログのにも
私への短いメールでも
ストレートで素直な言葉は読むと毎回心をとられる。
「ブログの写真見てたらメールしたくなっちゃった」
「温かいって感じた」
そんな飾らない表現を深夜にいただいては
何度も元気をもらった。
思い出すと笑顔しか浮かばない彼女の
悲しい顔が何度も浮かんで
涙がぬぐってもぬぐっても止まらない。
それでもきっとこんな悲しい現実でさえ
彼女は乗り越えて一緒に生きていくんだろう。
そう思うと又、涙が出た。

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講座はお話がいつもより長かった。
日本語は深くておもしろい。
例えば「脱原発」でなく「さよなら原発」
“断”や“脱”でなく“さよなら”という表現には
誰かを悪者にしようとする気持ちがない。
「今までありがとう」とか次にやってくるかもしれない
新しいエネルギーに対しても
受け入れられるような柔軟さもある。
そんな深い表現が出来るのが日本語である。
心から沸き起こる言葉を
優しく誰にもわかる言葉に置き換えると
未来を明るくする空想が出来るようになる。
言葉の強さ、言葉の優しさ
そんな話があった。
天野先生は私だけに焦点をあてて
言ってくれてるのかなと毎回思う。
(*これは自意識過剰でなくて他の人もそう思うらしい)
今月末から東京で
山田ズーニーさんのワークショップ
「文章力講座」に通う。
今年、震災などがあって傷ついた友達を
励まそうにも中途半端に励ませず
「大丈夫」などといい加減なことも言えなくて
メールや手紙に悩んだ。
だらだらとした文章ならいくらでもかける。
事実、今までにブログを書くのに困ったことなどない。
仕事の報告書はひどい仕上がりだけど
子供の頃から作文は得意だったし
友人やお世話になった方への手紙は
得意というか書くのが好きなほうだった。
なのに今年になって誰かが苦しんでいる時に
何を書いていいのかがわからなかった。
自分が伝えたいことが素直に書けない。
そのもどかしさが根底にあって
東京に行って勉強することにした。
「最近の夜行バスは快適よ!!」と言って
青森のともこさんや福岡のきみこさんが
「ぴょん」と身軽に京都に来られるのを間近で見ていて
往復夜行バスなら仕事は一日休めば行けるわけだし
なので夜行バスで通うことにした。
今日の講座の中での話は天野先生も
この東京行きの背中を押してくれている気がした。

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我が家の近くでがんばっている“小さな樹”
コンクリートの間から生えてきれいな実がついています。


お昼休みに“個人けいこ”をしていただく。
私の為に広い和室の端っこでBGMをかけてもらう
とても贅沢な時間。
その横ではちょっとだけこちらに遠慮しつつも
いつものメンバーが楽しそうに
笑いながらご飯を食べている。
いつもならそこに彼女もいるはずだった。
そう思うと悲しいけど
天野先生が私に向き合ってくれているので
涙は出なかった。
天野先生の個人けいこは
私の痛いところばかりピンポイントで触りながらも
何かがほぐれて解けていく感じがした。
おさまらない波がおさまって
穏やかな海に戻ったような
そんな安堵感があった。
この時間がいつまでも続いて欲しいような
それでいて眠ってしまいたいような
そしてゆっくりとした時間は
半分夢心地のまま終わっていった。
(天野先生、ありがとうございました)

個人けいこが終わって
私も皆さんに合流してご飯を食べる。
「お腹大丈夫なの?」
ブログを読んで心配して下さる方が声を掛けてくれる。
「いろいろ心配し過ぎて考えすぎなのよ
 いい方に考えなきゃってさっき天野先生が言ってたよ」
そう言われて
「いろいろ心配して悪い方向に考える人も
 頭がいいとも天野先生言ってたよ」と自分で言う。
良い方に考えることも悪い方に考えることも
空想したり、想像して膨らましていけるのはとても
頭がいいというか頭の回転が早いらしい。
一番どうしようもないのは
痛ければ「痛い」という事実で留まってしまうこと。
悪い方向に想像が膨らむ時は
角度を変えてよい方向に考えればいいだけだと。
そうさっき先生が言っていたことは
何かが起こっても「しまった」を「しめた」に変える。
心が動くように言葉を使っていく。
人にも自分にもどんな言葉を使っていくかが大切だと。

お昼からはたっぷり動き
ペアでの「てあて」も回を追うごとに深まっていく。
終わる頃には体もすっきりしていて
あちこちの痛みや疲れはとれていて
これからがんばろうという気持ちだけが残った。

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数日後友人はご主人とお別れされて
告別式の2日後にはブログを更新されていた。
「あなたと結婚できて良かった。
結婚生活楽しかったよ」と
笑顔でお別れ出来たと書かれていて
皆に心配かけまいと書かれたのだろうけど
読んでは泣いてをただ繰り返し
ただ祈ったりしていた。

今年3月沖縄での講演で
森のイスキア主宰の佐藤初女さんが
「行ってきますって出て行った人が
 必ず帰ってくるとは限らない」
 だからこそ今を生きることが大切」
そんな言葉が何度も頭の中を行き来する。

今はご冥福を祈るばかりで
まだまだ元気が出ないだろうけど
彼女や息子さん達を温かい光が
これからずーっと包みますように。
希望の光が見えますように。

今は届かないかもしれないけど
あなたと出会えたことに
私と出逢ってくれた奇跡に心をこめて
ありがとう。
繋いでくれた「気功」にも
一緒に今までもこれからも学べることにも
本当にありがとう。


Posted by 諭吉セブン
comment:6  
[気功
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