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Posted by 諭吉セブン
 
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卒業のおまけ
4月に入ったある日突然、自宅に
かわいい素敵な花束が届いた。
はて、誕生日でもないし
何のおめでたい事件もない。
開けてみると気の早い友人から
「お疲れ様~」と手紙が添えられていた。
同時に別の友人からも
「急に暇になって何したらいいかわからんのちゃう?」
引き継ぎの真っ最中でまだまだ忙しかったのに
そんな花やメールが届いた翌日から
急に社内メールは一桁に減った。
新しいホーム長がやってきてくれたので
後はスムーズに皆が動けるように
出来ることをしていくしかない。
肩に圧し掛かっていた荷物は
急に軽くなって少し寂しいなと、
自分勝手に思ったりもする。

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そんな中、北海道に一泊二日の弾丸ツアーに行ってきた。
北海道の帯広神社から歩いて少し
偶然見つけた小さな小さなお店に入ると
出迎えてくれたのは
『雑誌 天然生活の2011年6月号』だった。
そこには森田久美先生の料理やレシピが載っている。
こんな遠くまでやってきて
入ったお店で積まれていた雑誌の
一番上に置かれていたのが
自分が習っていた先生だということに感激した。
家にもあるのですぐに『その号』だとわかって
京都の雑誌も置かれていたので
店主さんとお話をする。
でも一つ、嘘をついてしまった。
「この先生に料理を習っています」と
天然生活を開いて言ったけど
一応先月、卒業したので正確には
「習っていた先生、であり生徒でなく卒業生」
たくさんお話して下さった店主さんは
近所にある素敵な場所なども教えて下さって
帯広神社以外は全くノーマークだっただけに
のんびりした町で
初めて会う人ばかりの中でものびのび過ごせた。
そんなわけで真澄ちゃんの出身地である
帯広は又、行きたい街の一つになった。

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    北海道の素敵な雑誌、“スロウ”の横に並ぶ天然生活2011,6月号  in 帯広

20年振りに再会した
真澄ちゃんと過ごした札幌の一日と
帯広のことも又、後日書きますね。
もうしばらく忙しいので
ゆっくり綴っていきたいと思います。
お楽しみに~
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Posted by 諭吉セブン
comment:2  
[料理教室
料理教室森田 卒業~後編~
どんな料理を習うの?
森田久美先生ってどんな人?
いろんな人に聞かれたけど
まだちゃんと答えられないまま二年が過ぎて
卒業の日がやってきた。

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その日のことはあまりに濃くて
細切れのようにも思えて
不思議な不思議な一日。(みさをちゃん談)
料理教室の前にスタバで色紙を準備したり
歌の練習したことが序章で
そして料理教室の時間が本編。
料理教室が終わってからが最終章ってとこなのか?
どれもがそれぞれ何かをやり切った感が伴い
どのシーンでも私や周りの人も笑っていて
どこにもちょっと感動があったな、と思い返す。

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早朝からのスタバでの作業が終わり
料理教室での時間が始まった。
久美先生はいつもと同じように料理を伝え
デモンストレーションを見せてくれて
私達はそれを必死でメモし
そして一人ずつそれを実践していく。
途中で何度も、もうこれで卒業なんだな~と思い
でも先生はいつもと同じやんと思い(あたりまえ)
教室の中を何度も見直したり
先生の顔をただ見つめたり
そして刻々と時間とともに料理が完成していく。
何度も感傷に耽り、ぼーっとしていたので
手にパン粉が付き過ぎて
「手がコロッケになっているよ」と言われながらも
途中で何度も涙が出そうになる。
こうやって人は出逢って別れて
同じ所には留まれないんだなと思う。

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思い返せば前の結婚の時は
“それなりに”料理もがんばった。
クリスマスやバレンタイン、誕生日には
ケーキやパンも焼いたし
自分の偏食が激しいので
野菜だけはバリエーションが増えるようにと
毎週のように料理雑誌を買っては
新しい料理をがんばっていた。
前の夫と別れてからは
仕事が管理職だったこともあって
帰宅時間は深夜になることも普通だった。
食べる時間はあっても作る時間はない。
丁寧に食と向きあう時間など到底ない。
買物に行けばちょうどいい量のお惣菜や
便利なインスタントが溢れていて
料理の時間は減っていった。
今の夫と結婚して
数年で夫が病気になってからは
もう一度いろんなものを見直したけど
それでも忙しさに感けてとれなかった時間の一つが
「料理する時間」だった。
そんな時にたまたま見つけたのが
森田料理教室だった。
きれいな写真、おいしそうな料理
料理を作る笑顔の人々。
素敵な空間。
優しそうな繊細そうな先生。
私もその中に入ればきっと
もう一度がんばれるのではないかと思った。
森田料理教室には当時
大型犬のリラちゃんとボンちゃんが二匹いた。
私は大型犬が大好きなので
料理がつらくなったとしても
きっとワンちゃんには好かれるだろう。
そんな気持ちにも助けられて
久美先生に狂ったようなメールをしたのを
今でもはっきり覚えている。
初めて料理教室に行って
真っ先に買ったのは“ル・クルーゼのお鍋”
真っ先に作ったのは
ひなたさんに教わって作った“リネンのエプロン”

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料理教室をされていて
本を出されていて
真剣に料理を習いに来る人もいれば
興味本位の人もいるだろう。
初めての教室の時はきっと
生徒さん以上に久美先生は
自宅へ招き入れる会ったことのない
他人である生徒さんを
緊張して迎えるのだと思う。

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久美先生は誰に対しても優しかった。
料理のプロに対しても
そして今からがんばろうという人にも
きっと興味本位に来た人であっても
「深い理解と愛を持って」と口癖のように
ブログやいただくメールに繰り返しあったけど
まさしくその通りだった二年間。
仕事のこと、新しく挑戦したことも
ズーニーさんの講座に東京へ通うことも
応援して下さったし
ブログはコメントまでしっかり読んでくれて
いつも見守ってもらっている安心感を感じた。

もしここに書くなら
森田料理教室は“奇跡が起こる”と書きたい。
見えないものも“見えるよ”と書きたい。
私は霊能者でも何でもないけど
純粋にひたむきに、何かに向き合えば
不可能は可能に変わり
見えるものもきっと増えていくだろう。

自分自身の体を作るのは食べ物であって
生きることは食べること。
料理をする時間は
自分と向き合う時間であり
自分や家族を慈しむ時間でもあること。
教わったことはここには書き切れない。

教室の最後に先生が言ってくれた言葉。
 「これからいっぱい料理を作るだろうけど
  まず最初に自分が作ったものを
  “美味しい”って自分で言える人になってね」

その言葉はとてもとても深い。
自分の作った料理がどうであれ
「美味しい」と言えること。
それは自分を認めて愛することであり
がんばった自分を抱きしめることでもある。
教わった料理にはきっと
それを作って伝えてきた人々が昔からたくさんいて
その素材は土を耕し心をこめて育て運ばれ
何人もの人の手から繋がって
私達の口に入ってきて
血となり肉となる。
「美味しくない料理」などないし
美味しくなれるように最大の努力もするべきだと。
きっとそれは料理に限らずに
頑張ったことに対して
自分がやったことに対して
ずっと続いてきたことに対して
まず認めて自分を好きでいてね
そして周りの人も大切にしてね。
当たり前のことのように思う
日常を丁寧に、大切に生きることが
きっと幸せに繋がるよと
そんなメッセージにも聞こえた。

出来上がった料理を皆で食べて
感傷に浸っている時間に
真横にいたみさをちゃんが何度も私の顔を見る。
そうそう、これから替え歌を歌うタイミングやね。
穏やかでいい雰囲気だけど終わりそう。
この空気、どうするか??

「先生、質問ではないんですが。
 準備が出来たら呼びますので、ちょっと外へ」
意を決して話し、先生には外へ出ていただく。
素早く皆さんに説明し歌詞カードを渡す。
その後は皆で歌った。
私達三人以外の声も交じっていたので
きっと他の皆さんも歌って下さったのだろう。
胸がいっぱいであまりわからなかった。
参加して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
森田久美先生、難波さん。
そしてオンオン泣きましたとメールを下さった
西口さんも。

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記念撮影を森田家の玄関でさせてもらい
なつみちゃんとみさをちゃんと三人で
ぶらりとお茶を飲みに行く。
京都の町を見下ろしながら
のんびりと、これからの夢など話す。
それぞれ違う所に向かって歩いていて
これから目指したいものも置かれている環境も違う。
それでも一緒に語れることは心から嬉しい。
何だか幻想的にさえ思えた。
別れることで又出逢えるものや
手放すことで又受け取れるものも
きっと無数にあるだろう。
それでも今日と言う日をきっと
シーンごとに忘れないだろう。
とても長い一日であり
そして短くもある楽しい時間だった。

翌日、実に15年振りくらいに
自宅でコロッケを作った。
(最後の教室でコロッケを作ったので)
一つも破裂しなかった。
夫は喜んでたくさん食べてくれたけど
私はちょっと寂しかった。
「これではあかん、勉強しよう」と思えるように
破裂してほしかったなと少し残念に思った。

もう一回残しての卒業になったので
(卒業までどあと一回足らなかったので)
完璧な卒業ではないわけだし
又、きっと久美先生に
お料理を習える日がくることを
今から楽しみにしておこうと思う。
二年間、ありがとうございました。
久美先生、難波さん、西口さん
教室やワークショップでご一緒した方も
料理教室がきっかけで
このブログを読んで下さっている皆さんも
本当にありがとう。

この日のことを早々にブログに書いて下さった
久美先生ありがとうございました。→久美先生のブログ

この日に撮った写真の中で一番気にいたのはこれ↓
(料理の写真は最後だし待たせてはいけないと
慌てて見事に歪みました、ごめんなさい)
同じ場所にいるのにそれぞれ違うことを言っている
台詞が聞こえそうでしょ?

久美先生  :さぶっ!!
なつみちゃん:えーっとどこやったっけ(ゴソゴソ)?
難波さん  :春ですね~

             <終>

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Posted by 諭吉セブン
comment:4  
[料理教室
料理教室森田 ~卒業~前編
三月の一日が整理できないまま
気が付けば四月になった。
二回に分けて書いていきます。

二年間通った森田料理教室が
今日でとりあえず卒業となった。
この二年はちょうど
いろんなことを同時に始めた年でもあり
自分の中に起こる変化は
仕事を辞めることだけではなかった。

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最後の教室では
仲良しの“みさをちゃん”と“なつみちゃん”も
一緒だと聞いていたので
最後だからと??皆で歌うことになった。
久美先生や助手のお二人にも
「ありがとう」の気持ちをストレートに伝えたい。
TUTAYAに通い、PCで検索し
メールのやり取りで何度も曲を探しては
あれもいい、これもいいと迷い尽くす。
ゴスペルからテレビアニメまで
いろんな歌の候補が出てきて
みさをちゃんとはスーパーの駐車場で
練習までしたけど
結局は三人だけでなくて
その日、参加される皆で歌えるようにと
誰もが知っている歌での替え歌になった。
先日、たまちゃんの合格で替え歌を歌ったけど
べたべたな歌詞でも
ちゃんと伝わることを知ったので
みさをちゃんの作った替え歌の歌詞は
きっと伝わると信じられた。

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前々日に思い立って色紙を買い
前夜になってから突然
「そうそう、写真を色紙に貼ろう」と思いつき
コンビニのコピー機を三時間独りで占領した。
深夜に帰宅してから夢中で写真の区分けしていると
疲れているはずなのに思い出すのは
この二年、何を作ったか
久美先生はその時何を話してくれたか
その夜、私は何を料理したのか。
思い出せないことと
思い出せること
まばらなことの方が多いけど
ブログをしていて良かったと思えるのは
少なくともその日を辿れば
その時間や空気が思い出せる。
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最近知ったが、みさをちゃんのイラストは
素敵で温かくかわいくて
犬も猫も人間も、もれなく笑っている。
そして見ると幸せな気持ちになる。
(陶芸でもがんばってね)
先日うちの家族全員を書いてもらって
会ったことのない夫まで
とてもかわいく幸せそうに書いてくれて
宝物が又一つ、増えた。
替え歌の歌詞と一緒にイラストも
きっと書いてくれるのだろう。
写真を夢中で見ながらストーブの前にいたら
完全にのぼせて鼻血が止まらなくなった。

昨日の鼻血が良かったのか
頭がすっきりした状態で朝を迎えた。
“最後の教室”という
変な緊張がきっととれたのだろう。
朝早くからスタバに三人集合し
写真を貼って、寄せ書きを始める。
こんな日曜の、のんびりした朝に
無言に近い状態で必死に作業する人達を
私は今まで見たことがない。
それが私達で
おまけに歌の練習までする。
(もちろん声は控えています)
なつみちゃんもみさをちゃんも
それぞれが楽しそう。
写真を見たり貼ったり字を書きながら
思い出したり考えたり
そして手を動かしたりと
集中した時間が続いた。
スタバを出る頃にはすっかり
一仕事終えた満足感が
「出来た!!」という達成感に変わっていた。
そして歩き出してからも三人で練習を続ける。

「いつもはギリギリにしか行かないのに
 今日に限って早く言ったらおかしい」
三人のうちの私を含む二人がそう言うので
わざとばらばらに教室に入った。
教室に入ってさっきから一緒の友達と
「わー久しぶり」と
三人で小芝居もしたけど誰も見ていないし
気付いていない事が余計におかしい。

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私達以外の他の生徒さん達は落ち着いておられて
「最後だからとか終わってから歌わなきゃ」という
変な気負いも緊張もなさそう。
今日初めての初対面の人も数人いらっしゃた。
「最後だから一緒に歌いましょう」に
皆さんが付き合ってくれるかが不安だった。
一瞬そう感じたけど
皆で料理を作って食べる頃には
きっと揃って歌えるだろう。

そんなことより今からは切り替えて
料理に集中しよう。
卒業の日の教室が
間もなく始まろうとしていた。
            
                  <続く>
Posted by 諭吉セブン
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[料理教室
変化を楽しむ
どんどん変わる
私も周りも
でも変化は怖くない。

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森田料理教室の日。
行ってみないと誰がいるかわからない。
何度も会っている人もいれば
初めて会う人もいる。
会いたかった人もいる。

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初めて会った時に
きれい過ぎてどちらかというと
凛と冷たくさえ見えた人が
とても柔らかくて別人のように見えたり
がちんと見えた人の笑顔が
緩んでほっとしたり
震災後、笑い合える日が来ないかもと
そんな思いさえ抱いていた人と
ゲラゲラ笑い合えたり
みんな変わっていくんだなと思った。
私もどんどん変わっていく。
気持ちも文章も写真さえも
来年は何を書いて何に心が揺れるんだろう。
何をカメラにおさめたいくなるんだろう。

初めてここへ来てから
もうすぐ二年になる。
私はこの場所が大好きですっかり慣れ
久美先生も私に慣れて下さった。
カメラを構えて窓側に持っていくと
「待ってね!」と
慣れた感じで久美先生が
お皿の下にクロスを敷いてくれる。

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変わらないのはいつでも
ここで作る料理が本当においしいこと。
食べる瞬間の至福の時間。
最高の贅沢だと感じる気持ちも
真摯に料理に向き合う先生も
そして聞き入る生徒さんも
すぐ気が散って料理の説明を聞いているのに
森田家の愛犬と遊びたがる私も変わらない。

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今年はあまり動かないでいこうと思ったが
石井ゆかりさんの占いで
とにかく“act”らしい。
去年より動いたら大変なことになる。
それでも4月に北海道へ行くことは決まった。
なので動くけど流されないように
毎日少しの時間でも気功やヨガをする
一食でいいからゆっくり丁寧に食べる
自分を大切にする時間を少しでも持つことが
今年の目標です。
今年最初にゆっくり味わって食べた昼食。
ごちそうさまでした。

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今日、教室で作ったのは
かわいい“ももちゃん餃子”
我が家のももちゃんもすっかり
カラー生活に慣れてのびのび。
そして我が家で決して
流行っているわけではないのに
ななちゃんまでが現在カラーになっている。
理由は又、次回に。

*今回は意識して文を短く
写真を多くしています!

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Posted by 諭吉セブン
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[料理教室
かさじぞう
一年以上前に森田料理教室の久美先生に
「ご主人はきっと車が大好きで大切にしてきたから
 もしも独りぼっちになったり困った時に
 車が笠地蔵みたいに笠をさしてやってきて
 助けてくれるかも知れへんね」
そう言われた。
夫の車に対する執着や拘りはものすごいけど
これはこれで嬉しいと思い
その夜、夫に話すと
「あほか、車が笠なんかいるか。車が笠やろ。」
と言われ、すぐに話したことを後悔した。
笠地蔵はとてもいい話なのに。

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今日は大阪市内の我孫子まで
「かさじぞう」の劇を観に行った。
これはプロではなくて
和歌山のお母さん達が
去年の秋から毎週集まって練習しての
公演の場らしい。

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久美先生の親友である後藤さんという方がやっている
ちいさなおしごと日記くるくるというブログがある。
これが大好きで、ずっと愛読している。
引き込まれるような文章でもなく
とびきりきれいな写真があるわけでもないんだけど
家族や周りの人や自然を
とても大切にしていて
優しくてシンプルだけど深い。
ズーニーさんの言葉を借りると
私にとっての「与え文」なのだ。
大きな事件は起こらないけど
家族揃って過ごせたり
実りの秋に感謝したり
そんな普通の生活が
日常の一つ一つのことが
とてもキラキラしていて
何とも言えず幸せだと実感させられる。
最初に読んだ記事は確か
久美先生が後藤さん家に泊まりに行った話だった。
昔から仲のいい友達がやってきたら
きっと私は話しすぎて
相手を眠らせないかも知れないのに
ただ自分を訪ねてやってきてくれて
ぐっすり寝ている友達を見て「嬉しい」と思え
その後、やっと起きた友達と田んぼを歩いて
長閑な風景を見ながら静かに話し
友達は又、静かに帰っていく。
そんな普通の時間なのに
それが何とも豊かで幸せな時間に感じて
号泣したのを覚えている。
好きな人とはいっぱい話さなくても
ただ同じ場所にいるだけで
気持ちが休まって落ち着けるという
これまたすこぶるシンプルだけど素敵なことを
まるで詩のようにサラッと綴ってあった。
このブログを読んでいると
つい、外に行きがちな自分の意識が
内面に向かう。
どれだけ忙しくても楽しくても
自分と向き合う時間がないと
いろんなものが崩れてしまう。
それがこのくるくるを読むと
立ち止まって考えられるから不思議だ。

初めて読んだ時から更新を楽しみに
ずーっとこの後藤さんのブログを読み続けていたが
去年の春から黒猫ちゃんのギギとジジの2匹が加わり
この冬、もう1匹、ふくちゃんが増え
更にブログは楽しくなっていった。
そんな後藤さんが出るらしい
“かさじぞう”これは観に行かないと。
えーっと久美先生には何も言わずに
もし後藤さんと会えて名前を聞かれても
「生徒です、名前はちょっと」と言って帰ろう。
しかし、会場に着くと
久美先生、徹さん、難波さん、西口さんと
森田ファミリー勢ぞろいだったので
着いたらすぐにばれてしまった。
短い劇だったけど
内容は心に沁みた。

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雪の中でじっとたたずむ
6体のお地蔵様を
ただ寒そうで、かわいそうだという思いで
手に持っていた笠と自らのかぶっていた笠までかぶせ
お地蔵様についた雪をはらい、つららを折って
年の暮れに何一つ持たずに、雪まみれで家に帰るお爺さん
それを「いいことをしましたね」と言えるお婆さん
明日はお正月だというのに
お米も野菜も何もないけど
きっと温かい気持ちで
食べるものもなく
白湯だけ飲んで眠りについたそのお爺さんとお婆さんに
その夜に起きた奇跡。
何て素敵な話でしょう。

一つ一つの言葉や情景を噛み締めるように
演じ手の皆さんが大切に丁寧に演じておられ
それが伝わり素晴らしかった。
お地蔵様役の人達も本物の地蔵様の気持ちを
演じられているのがぐいぐいと伝わってきた。

子供達のお芝居
「おはなしのおはなし」も
かわいいだけではない、一生懸命だけでなくて
緊張感や臨場感が伝わってきて
子供達はイキイキとした表情で
こちらもとても良かった。

そんなに広くない和室は
やわらかいけど熱気で満ちていた。
子供の頃、特に何とも思っていなかった昔話の
深さや重さに涙が溢れて
一番後ろに座っていて良かったと思えるほど
私は感動してぐずぐずと泣いた。

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家に戻って夫に今日は我孫子まで
「かさじぞう」の劇を見に行ってたと言う。

私「ずーっと前に料理教室の先生が
  だんなさんは車が好きで大切にしていたから
  何かあった時は車が笠をさして来てくれると思うって
  言われたの覚えてる?」
夫「覚えてない」
私「あんたは車が笠やから笠なんかいらんって
  言うたのは覚えてる?」
夫「知らん」どうも全く覚えてないらしい。
それどころか
 「笠なんかどうでもええわ。
  どんだけ雨降っても長持ちする(車用の)
  高いワックス買うから金くれ!」と言われた。
やっぱりこの男に話すべきではなかった。

*写真は記事と無関係で
神社で出逢った猫と
かさじぞうっぽい写真がなかったので
ななちゃんに笠のかわりに
無理やり麦わら帽子をがぶせてみたもの。





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