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Posted by 諭吉セブン
 
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真夜中の散歩
もう生きている姿では
会えないかも知れないと思った“ななちゃん”
何もなかったかのようにご機嫌。

IMGP1061.jpg

出雲大社は今年、60年ぶりに
大遷宮がが行われているらしい。
伊勢神宮はまだ近いし次は20年後だから
きっと元気なら又行けるだろうけど
今から60年後はこの世にいないのは確実なので
今年の春にでも行こうと思っていた。
今年の私の吉報位は西で
ちょうどいいかも知れない。
夫に話すと嫌がりながらも
土曜の夜に出て
日曜日に日帰りで出雲に行って
戻ってくる予定を立ててくれた。
彼は車での遠出が大好きなので
「疲れる、いらんわ。
何で行かんなあかんねん」と
嫌がっているようでも楽しみらしい。

数日前に夫の車の調子が悪くなったが
メーカーに持って行って
部品を買ってあっさり自分で直してしまった。
本人はすっかり「行く気」である。
私はどうも気が乗らない。
そもそも5月に出雲大社は大遷宮が終わるらしく
今月行っても『入れない場所』『見られない所』が
あるかも知れないと少し前に知ったからだ。
夫はすっかり行く気だったので
この話をしても
「俺がせっかく行く気になってんのに」と怒った。
なので予定通りに行くことにした。

4月に入って私は仕事を再開した。
働きながらやりたいことを
これからも続けていこうと思っていたけど
慣れない環境でクタクタになる毎日。
それでも最初が肝心なので
食事も家事もなるべく手を抜かず
ななちゃんの散歩も夫には頼まず
朝晩はしっかりしていたはずだった。
ところが週末の金曜日
つい、うたた寝をしてしまい
起きたら23時を回っていた。
「早く散歩に行かなきゃ」と
半分寝ぼけてななちゃんと散歩に出た時
少し歩いた後、首輪とリードが外れた。

ななちゃんは「あれ?」という顔をした後
リードに繋がっていないことに気付き
突然夜の住宅地をダッシュで走り出した。
今まで琵琶湖畔で淀川沿いで
何度も走って行ってしまったことはある。
広い所なのでとリードを長いのに代えると
駈けるように私を振り切って走ってしまい
たまに振り返っては
こちらが走ってついてきているかを確かめ
又、全力で走り続ける。
その度に私は必死で走ってついて行くしかない。
距離が縮まると又ななちゃんは走り出し
延々と走らされることになる。
ななちゃんにとってそれは楽しい遊びで
私と鬼ごっこをしているような
「早く、こっちこっち♪」と
挑発するような走り方でもある。
これには私の体力ももちろん
心臓も持たない。
もう帰ってこないのではないかと思うほど
全力で走る姿。
広い場所も通り過ぎれば
車などの危険は多い。
もう二度と私の傍に
戻って来ないのではないかと毎回思う。
この数年はそんなリスクを考えて
広い場所でも長いリードを使わないようにしたり
リードがちょっとでも怪しいと
新しいのにさっさと買い替えたりと
注意していたはずだった。

IMGP1031.jpg

ななちゃんは深夜の住宅街を走り抜け
街燈のない細い川沿いの道を走る。
私は必死で追いかけるが
ななちゃんの姿は暗闇に消えてしまい
何度も見えなくなる。
足や尻尾に白い毛があるので
住宅から漏れるわずかな光で
小さく白っぽい影が動くのを頼りに
真っ暗な中を必死で走った。
ななちゃんは多分、私の姿など振り返らず
振り返っても見えない程真っ暗な中で
楽しそうに黙々と走り続けていた。
延々と川沿いを走り抜けた後
わずかな住宅地を抜けて
ななちゃんは一号線の前で
通り過ぎるたくさんの車の前で立ち尽くす。
「ななちゃん、止めて。行かんといて」
叫び声も空しく車の音に
かき消される。
どれだけ叫んでも祈っても空しく
ななちゃんは一号線の車の中に突進した。

トラックや深夜バスとななちゃんが
重なった時に
もうだめかと思ったが
無事にというか奇跡的に
ひかれずにすんだようだった。
私も信号を無視して
トラックの合間を通り抜ける。
一号線を通り過ぎると
わずかな住宅があり
今度はそこから外環状線が広がり
ここも交通量がとても多い。
私の体力などもうとっくに限界を
超える程走っていたが
数百メートル先のななちゃんは
まだまだ楽しそうに走っている。
このあたりは田舎だけど
高速の入口や一号線に外環状線と
交通量が多い危険な場所なんだと
考える程に怖くなる。
足はガクガク震え心臓も飛び出る勢いだけど
とにかく何が起こっても見届けて
下を向かずにあの子の姿を
見失わないようにしなくては。

それからもななちゃんは走り続け
ようやくうんちのために止まって
やっと、やっと追いついた。
無事でいてくれて嬉しい気持ちと
もう二度とこんな怖いことを
しないで欲しいという気持ち。
抱きしめていいのか
しっかりと怒らないといけないのかが
判断できない。
いったい何時間、何キロ走り続けて
家に戻ったのかもわからない。
長い長い散歩はようやく終わった。

IMGP1040.jpg

自宅に戻って気持ちを静めようと
何もなかったように
お風呂に入り夫の弁当を作る。
もう4時を回っているようだった。

車の故障とななちゃんの逃走。
もう一つ何かあったら
やはり出雲大社は延期しよう。
そう思って布団に入った。
何も知らずにずっと寝ていた夫は
それから少し経って仕事に出掛けた。

明け方、夫が犯罪に巻き込まれる夢を見た。
そして「夫を守らないと」
という思いで目覚めた。
諭吉(猫)は深夜布団の中で一緒に寝ているのだが
明け方はなぜか
私の体の胸から首にかけての位置に
デーンと乗っかって寝るので
毎朝、胸が苦しく
悪夢で起きることは日常でもあった。

その直後にけたたましい
聞いたことのない音が携帯から鳴り
我が家はマンションの上の階だからか
かなりの揺れを感じた。
まだ夜の続きのななちゃんが車にひかれる
悪夢から覚めていないような気がした。

地震の後に夫から電話があったので
ここでやっと昨晩の話をする。
「何で俺に電話しいひんねん」
「だから夜中の散歩は止めろって言ってた」と
ギャーギャー怒るので途中で電話を切った。
もう出雲大社は延期だ。

しかし夫はどうしても行きたいらしい。
「ななが奇跡的に助かったんやから
その運を失くさないように行くべき」と
ある意味とても前向きな発言が飛び出した。
私がもう聞く耳を持たなかったので
夫の気持ちは届かなかったが。

ほとんど寝ないまま
誰かにお礼を言いたいと思った。
本当はあの時、ななちゃんをひかずに走ってくれた
国道の車やトラックやバス。
ななちゃんだけでなく
私もひかれていてもおかしくなかったわけで。
結局、ななちゃんが首から下げている
犬用のお守りを授かった
いつもの石上神宮に行くことにした。

石上神宮でのななちゃんは大人しい。
鳴きもせず、伏せをして
落ち着いている。
「かしこい犬」
「お利口さん」
「大人しい子」
「こんな犬やったら一緒に暮らしたい」
私がお賽銭を入れて祈ったり
ななちゃんのお守りを新しく買って
願い串を書いている間も
ななちゃんは知らない人から
次々に誉められて
頭を撫でられたりしてご機嫌だった。

「いやいやこの子、アホです。
昨日大変やってんから」
その人達皆に聞いて欲しいのを堪えた。

帰り道でいつも行く喫茶店に入った。
「犬はいいわ、かわいいわ。
家族はすぐにあそこの人はきれいやとか
どっかの家はいいとかいうけど
犬はどんな美人が前から歩いてきても
どんな素敵なものがあっても
真っ直ぐに私だけをいつも見てるもん」

カウンターで常連さんと話す店主さんの言葉を
聞いているだけで泣きそうになった。
ななちゃんはきっとこの二週間
私の生活や気持ちが変わっても
何も変わらずに私をしっかり見ていてくれて
いっぱい我慢をしていたのだと思う。
それに比べて私は
散歩もしているしちゃんと遊んでいたけど
どこかいつも上の空だった。
犬は敏感だから
自分に気持ちが届いていないことに
きっと気づいていたに違いない。
寂しいだけでなくストレスを
いっぱい掛けてしまっていたことに
改めて気付かされた。

IMGP1055.jpg

夜、夫はまだ出雲大社を
諦め切れていないようだった。

私「そもそも車の調子が悪かった時点で
 今回は止めたほうがいいと思った。
 私の勘は当たるから」

夫「何が勘や、人が行く気になってんのに。
 もう行かへんからな。
 君の車は君を裏切らへんけど
 俺の車は俺を裏切っただけや」

私「そんなことない。故障することで
 守ってくれたんやと思う」

その夜はずっとこんな会話ばかりが続いたが
神社は逃げないので
又、きっと次の機会はあるはずだ。

兵庫県に住む友達に
夜になってやっとメールをした。
揺れの割に被害は大きくなかったようだけど
怖かっただろうなぁ。
どうやら皆、落ち着かない一日だったらしい。
携帯を家族みんなが持っていたりすると
一斉に家中で緊急地震警報の音が鳴って
一日中ソワソワしたとか。
冷静になって
震源地、時間、震度などを考えると
嫌でもダブる阪神大震災。
早く落ち着いて寝られますように。

IMGP1044.jpg

翌日の日曜日、
朝からテレビで出雲大社付近の特集があり
夫はしつこく話をしてきたが
(どんだけ行きたいねん)
今日はななちゃんの首輪とリードを
新調して絶対に外れないように
金具を固定するのが彼の仕事だ。
ななちゃんは何もなかったように
変わらずに過ごしている。
無傷で帰って来てくれて
本当にありがとう。

*写真は全て石上神宮にて。
この日、怖くなってリード2本にした。
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Posted by 諭吉セブン
comment:0  
[ななちゃん
平城宮跡デビュー
何十回と近くを通っているのに
行ったことのなかった平城宮跡へ
ななちゃん(柴犬)と連れて行ってもらった。
案内してくれたのは
亀吉君とそのお母さん。

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ななちゃんには近所に一匹くらいしか
犬の友達がいない。
犬種だけの問題でもないと思うが
警戒心が強くて怖がりで
大きな犬は怖いから苦手で
小さな犬はうるさかったり
動きがちょこちょこして落ち着かないらしい。
どこでどんなわんこに会っても知らんぷりで
もちろん犬猫病院は最も嫌いな場所になる。
そんなななちゃんにとって
他のわんこと車に乗ることも“初”だし
一緒に歩くことも“初”。
なので途中、二回ほど吠えたけど
よーくがんばったと思う。

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亀吉君はななちゃんより一歳年上で
優しいわんこだった。
ななちゃんが落としたお菓子を取られると思って
急に吠えた時も
一瞬、後ろに回った亀吉君に
驚いて吠えた時も
向ってこないでちょっと困った顔だけして
吠えたり飛びかかる気配すらない。

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亀吉君の家族であるご夫婦から
溢れる愛情を全身で受け取り
どこからどうみても大切にされていて
見ているだけでこちらが癒されるような
毛並み、表情、しぐさ。
どれをとっても
“満たされている”“満ちている”感じ。
日々いろんなことはあるけど
優しい家族と美味しいご飯があれば
それだけで幸せになれるということを
亀吉君は全身で
教えてくれているような気がした。

IMGP0756.jpg

ななちゃんは亀吉くんの後をちょっとだけ
ついて歩くことも出来た。
自由に歩いたりちょっと離れて歩いたり
これだけでもななちゃんにとっては
大きな変化になる。
特にじゃれあうわけでもないけど
ななちゃんの表情は落ち着いていて嬉しそう。

ありがとう、亀吉君。
ずっとずっと元気でいてね。

IMGP0759.jpg
なのに、こんな写真でごめんなさい。
編集したら画質が荒くなってしまうので
結局そのまま載せました。

Posted by 諭吉セブン
comment:4  
[ななちゃん
丹波国分寺跡アートスケープ
今日は珍しく予定がなくて
たまにはこんな日もないと。
本当は行きたかった所はたくさんあったのに
タイミングが悪かったり
予約でいっぱいだったり
給料日前で断念したりだった。
リンクしていただいている
高本さんのブログを見て
Art man dayここなら、ななちゃんとドライブがてら行けるかもと
車を走らせる。
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亀岡でやっている
アートスケープ
この近くにパワースポットとして有名なお寺もあるので
近所までは何度か来たことがある。
田んぼのあぜ道をこわごわ車で走る。
国分寺跡はとてもいい空間で
あまりにものどかなので
何もやっていないと怖いかもしれないけど
乳イチョウという珍しいイチョウがあった。

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本堂にある『グチック』
これは謎の量塊で普段は目に見えないけど
確実に存在する何からしい。

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床を押し上げたように作られたその物体に
ゾクゾクしながら写真を撮るけど
本堂の入口で近所のお爺さんが寝ころんだり座ったり
「写真撮りにくいなー」と思いながら
でも退いてとはいえず、シャッターを押す。
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ヤオロズカフェという言葉に魅かれて
(ヤオロズとはこのあたりの畑の神様らしい)
ビニールハウスに向かう。
ビニールハウスはちょっと暑かったけど
訪れる人はとても楽しそうに
50円のコーヒーを飲んでいた。
IMGP2395_convert_20101023232615.jpg
私はトイレに行きたくなり
スタッフさんに聞くと
ご丁寧に近所の施設(みずのき学園さん)のトイレまで
これまたあぜ道をずっと歩いて案内してもらう。
そこには畑の中に「ヤオロズのホコランタン」が広がる。
ワークショップで皆さんが作ったランタンが
アーティストさんや畑を支える人と一緒のプロジェクト。
夕方になると水面に映り
きっときれいだろうなと想像する。
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トイレに案内して下さったスタッフのご婦人は
とてもきれいな方で
学校の先生をされていて
今度はヘルパーの資格に挑戦されるらしい。
トイレの行き帰りに少し時間がかかったので
色々話しながら気持ちのいい空気をいっぱいに吸った。
それにしてもななちゃんを連れているので
とにかくみんなが話しかけてくれる。
カフェで働いておられた学園の方が
普段はクリーニングの仕事を学園内でしていて
この「アートスケープ」のようなイベントは
今年で2回目、2年目の参加らしい。
きっとこういう外からの人と出会う機会や
行事が毎日の張り合いになったり
生きがいになっておられるのだろう。
はにかんだように下を向いて
私には照れくさそうにしか笑顔を見せて下さらないけど
ななちゃんにはごく自然に笑ってくれた。
それにしてもななちゃんの機嫌がここ数日とてもいい。
今日もいろんな人がななちゃんに構ってくれたけど
吠えることもなくバタバタすることもなく
少し警戒はするものの
私が傍にいなくても
とりあえず落ち着いていた。
これは料理教室で会ったくみこさんのおかげであると感じた。

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先日のお休みの日に
ヨガからずっとつきあってくれたくみこさん。
彼女はとても優しくななちゃんに声を掛けてくれた。
私の車に乗る時、降りる時、
「ななちゃん、行ってくるね」
「ななちゃん、帰ってきたよ!」と
とにかく私より、ずっと声を掛けてくれる。
私の車にななちゃんが乗っているということは
良くあることだけど
皆、会った時と帰りくらいで
私を含め、ずっとしゃべっているので、
あまりななちゃんにかまわなかったりする。
(犬が苦手な友達も数人)
そしてそれは当然のことで
ななちゃんと遊ぶ為に会っているというよりは
私と会ってくれているので
どうしてもななちゃんは放っておかれがちだったりする。
するとななちゃんはご機嫌が悪くなるので
間に「ミニ散歩」を何度もしたりする。
ななちゃんは
それでも車で出掛けるのが好きなので
とにかく車に乗りたがる。
大雨でほとんど車から外に出られなかったこともあったけど
それでも車での外出は大好きだ。
くみこさんと過ごした時IMGP2412_convert_20101023234115.jpg
間に何度も途中で吠えかけたことがあったけど
その時、彼女は言ってくれた。
「お仕事したねー」
そう言ってななちゃんの頭を撫でて下さった。

最初は彼女が何を言っているのかわからなかったけど
柴犬はもともと番犬なので
家族以外は警戒して吠えたり懐かなかったりすると
私が言ったので
吠える=番犬としての仕事をしたという意味で
ななちゃんを誉めてくれていたようだ。
犬と暮らしている人ではないのに
そんな風にななちゃんを認めてくれたということに
頭がガーンとなるほど感動し“やられた!”という感じだった。
私はすぐに怒って
「うるさい、黙って」と言ってしまいそうになるし
夫なんか本気で怒るもの。
そうして一日中声を掛けてもらって
優しく撫でてもらっていたななちゃんは
とてもご機嫌で
この日の夕方の散歩の時は、
いつもはそっぽを向く近所の人にも
お手をしてみせたり顔を近づけたりと
何だかちょっと人懐っこい犬っぽく見えた。
ななちゃんはきっと、とても嬉しかったんだと思う。
自分を認めてくれる人の存在とか
大切にされていることの安心感は
私達でも老人ホームの認知症の方も
犬でも猫でも
みんな敏感に感じ、実はそんなに差はないかもと改めて思う。
私のななちゃんへの接し方も
雨でもどれだけ疲れていても散歩をかかさずに
大切にしているようで
自己満足でしかない面があることを改めて感じ
その日を境に今まで以上に声を掛けることを頭において
とりあえず多少吠えても
怒らず頭を撫でることだけは心に誓った。

帰りに袋一杯の
小松菜や花の種などをいただいた。
ありがとうございました。
入場料もかからなかったのに
こんなにたくさんいただくばかりで
ありがたいけど申し訳ない。
又いつか、この場所で
皆さんの笑顔が見られたらいいなと思った。

それにしても田舎はのんびりしていていいなぁ。
おにぎりを持って行った私を
スタッフの方が
「おにぎり食べるのにいい場所があるよ」と教えてくれた。
どこですか?と楽しみに後ろをついて行くが
何てことのない「苔の生えた少し斜めになった石の上」だったので
“がくっ”となりかける。
それでもこの斜めになった石の上で自然に囲まれて
ほおばるおにぎりはとてもおいしくて
心地よい風がずっと吹いていた。

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荒削りなくらい純粋な作品が
アーティストさんの手を介して
“力強いアート”になる。
自然の中でそんな力を感じることが出来て良かったな。

夜、夫にななちゃんが最近ご機嫌で
今日もお年寄りや学園の人にも
優しく接していたと話す。
彼は「そういう接し方も必要かもな」と
あっさり言って先に寝に行った。
しばらく経って諭吉の気配が感じられない事に気付いた私は
空の段ボールに諭吉がつめられて
その上に今日届いたばかりの水の入ったダンボールが
重石のように置かれていると気付いた。
夫の仕業である。
私は気付かずお風呂に入っていたので30分くらい経っていた。
あわてて開けると諭吉は何もなかったように
空のダンボールからふわりと出てくる。
怒った私は、寝入っている夫を
蹴ったり叩いたりするが彼は笑うだけだった。
「かわいそう、すぐ気付かなくてごめんな」と思ったが
やはり頭がゆるいのか、鈍感なのか
閉じ込められていたダンボールがすっかり気に入り
何度も箱に隠れて遊ぶ諭吉にがっくり。
ななちゃんや諭吉には優しく
しかし夫にはもう二度と
甘い顔はしないでいよう。
そう思うが、諭吉はけろっとして箱で遊び続け
夫はいびきをかいて寝ている。
そのマイペースさに
私が一人で怒っていることもあほらしくなってきた。
亀岡の一面コスモスの写真を眺めながら
本当はもう一度、夫を蹴ってやりたかったが
気持ちを何とか落ち着けた。

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Posted by 諭吉セブン
comment:2  
[ななちゃん
緑内障
ななちゃんの右眼が最近充血している事が多い。
私はコンタクトなので
とにかく眼が疲れやすくて
目が痛かったり充血も多い。
ななちゃんは痛いとか痒いとか言えないので
とにかく病院へ行った。
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               犬猫病院の先生の愛犬あやめちゃん

いつも行く犬猫病院はとっても流行っていて
眼に関しては権威らしい。
なので眼の見えない子とかもたくさん通われている。
中でも柴の子はとても緑内障など
眼の病気の事が多いらしく
待合室で話していると
「元気ですけど両目見えません」と言われる
ことも多い。

ななちゃんはもうすぐ5歳になる。
今の所は目薬で様子を見ることになったが
様子を見て眼圧を測る事も必要かもとか。

たくさん犬種があるけど
柴は緑内障にかかる可能性がとても多いらしい。
明日から毎日ななちゃんに目薬をさす。
そして今は押入れ猫の桃ちゃんに肝臓の薬も飲ませる。
これは毎朝狭い家の中で
逃げる桃ちゃんを追いかけなくてはならず
走って追いかける作業でなかなか大変。
でも桃ちゃんは何度も死にかけており
生きているだけで奇跡の猫でもあるので
毎朝格闘して狭い部屋を走っている。
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                 とっても静かな琵琶湖

7月は仕事がとてもきつくなりそうなので
今日はリフレッシュ、そして明日は森田料理教室と
この2日間で気持ちをすーっと浄化して
がんばろうと思う。

なので今日は何もせずに
ただ、ななちゃんと琵琶湖畔で本を読んで
ご飯を食べ、散歩し、芝生で寝転がってごろごろしていた。

今日動物病院でお話した
全盲のわんちゃんは両目が真っ白だった。
それでも笑っている顔で
ご夫婦に囲まれてとっても幸せそうだった。
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              琵琶湖は大好き。何回も逃走しています。

同じマンションにも両目の見えないチャッピー(柴)がいるが
この子のご家族が言っていた。
「人間と違って悲観的にならへんから。物にぶつからないように
気をつけてあげないといけないけど元気だしご機嫌もいい」

確かに人間だと何か病気になったり障害を持つと
泣いたり落ち込んだり、
「どうせ」という考え方になる。
動物って、生きる力って強いなと思う。

琵琶湖畔はとてもいい天気なので
釣りの人の他にも
ベンチや芝生でごろごろ寝ている人があちこちいたが
私以外はすべて男ばかり。
それも皆若くはない。
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私は20代の頃から御所や宝ヶ池、そして琵琶湖畔でも
裸足で寝そべりごろごろしていて
もうすでにおっさんであった。
なので馴染んでおり違和感はない。
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しかし、私のごろごろしている姿は
とても暇そうに見えるらしくて
ナンパとは違う意味で話しかけられたりする。
御所などでは道や店を聞かれる事が多い。
親切にはしたいけど
話しかけられると自分の時間が切断されるので困ることもある。
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そして隙がありそうに見え
財布でも盗られると大変なので
「近づかないでオーラ」を出すようにしている。
変な人っぽく歌を歌ったりしていた時期があったが
案外ちゃんと歌えていて
歌いだすと調子に乗ってしまった。
あまり変に思われなかったらしく
以前帽子で顔を隠してしばらく寝ながら歌っていたら
勝手に私の歌を聴いてくれている人が
ちょこんと前に座っていたこともあって
心臓に悪いほどびっくりした。
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最近はカメラを持って出掛ける事が多いので
本を読んだり寝るだけでなく
寝転んでカメラのシャッターを切っている。
十分変だが更に暇そうに見えていると思う。

毎年夏になると暑すぎておかしくなる人がいるが
今日は琵琶湖畔で
ベンチで仰向けに休んでいる人をずっと見つめたり
その後寝ている人のお腹に
葉っぱやごみを「そっと」置いている青年の姿を見てしまった。
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寝ている人は気づかないが
その光景は笑うに笑えない感じ。
その青年が何か病気なのか宗教なのかもでわからないが
私の寝相は十分葉っぱを乗せられそうな感じがした。

そして青年は暇そうな私に近づき
ずーっと数メートル先から見つめ続ける。
しかし、私もこの場を離れてたくなくて
意地になってくる。

その変な空気に、
とうとうななちゃんが怖がってかなり吠えてくれたので
相手もびっくりし、やっと違う場所に行ってくれた。
ありがとうななちゃん。
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              寝転んで撮っているのであごが切れてしまった

それにしても
もう少し外ではぴしっとしてよう。
せめて寝転ばずに座っておこう。
そう心に決めたが
私ももう若くないし変な人っぽくなってきているので大丈夫。
と言い聞かせる。

結局、芝生は寝転がって大地の気をもらおうと
そのほうが気持ちがいいと変わらず思った私でした。











Posted by 諭吉セブン
comment:0  
[ななちゃん
石上神宮
朝から大雨。
でも奈良まで行きたくて、散歩に行けなくてイライラしているななちゃんと
一緒に奈良までドライブ。道も混んでいた。
でもなんだか行きたかった。

石上神宮に着くともうお昼、参拝者も少なかった。
大雨の中をななちゃんと参道を歩く。
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今年の元旦にここで干支みくじを買った。
毎年買っているのだが、とにかく大吉が多い。
今年は5つ買って4つ大吉。すごい!!

老人ホームで寝たきりの方や初詣に行けない人に選んでもらって
残りを年女のスタッフさんにもらってもらう。
皆とても喜んでくれて、今年は泣く人までいた。

最後の一つは私がもらって玄関に飾るのだが、
今年は私だけ末吉で他のは全部大吉だった。

お正月に
「毎年たくさん大吉が出ます」と社務所の人に私が言うと
「ちゃんと混ざっています。そんな事はありません!!」
となんだか怒られた。
今日は「やっぱり今年も大吉が多かったですよ」と報告し
本殿に御礼を言おうと思っていた。

大雨の中、お守りの所にいる方に
御礼を言って報告をする。
「そんなに大吉は入っていないのになぁ」
と不思議そう。
「じゃあ、おみくじをする人の運か、選ぶ私の勘がいいんですね」
というも、苦笑いされる。

ななちゃんは大雨だったからか、びっくりするほど大人しく待っていてくれた。
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社務所前の休憩所では、6帖くらいのスペースに鶏がいっぱいいた。
8羽くらいかな? 雨なのでいつも自由に放し飼いにされているが、行動もおとなしい。
その真横で年配のご夫婦がワインを飲みながらチーズを食べられていた。
私もななちゃんとそこにしばらく座ったり、写真をとったりしているが
特に会話もなく関わるわけでも無視するわけでもない時間が流れる。
誰もが見事にマイペースで狭い場所に集結している感じがおかしかった。

私はなんだかここが大好き。
江原さんの本にも出てたし、パワースポットとして取り上げられる事も多いが
奈良の神社は敷居が高い感じがせず、ふらっと寄れる。
京都と違って、犬と入れる所も多く、ここも大丈夫。
ペットお守りも売っていて、ななちゃんの首にはいつもそれがぶら下がっている。

以前、法隆寺の近くを通った時に、だめだろうと思いながらも
念の為、どこまで犬が入っていいかを聞いてみた。
「本殿だけ抱いて下さい。後はいいですよ。」
と笑顔でいってもらい、びっくり。
逆に8キロの柴犬を抱き続けるのはしんどいし、車で待たすのもかわいそうなので
入らなかった。
皆がちゃんとマナーを守ったり、しっかりしつけが出来ていれば、ワンちゃんは
もっと行ける所が増えるのになといつも思う。

その後、ずっと行きたかった粟にいく。
なかなか予約が取れなかったり、お休みの日ばかりだったが、
今度こそとお茶だけしにいく事にした。


お店の入口にはかわいいお地蔵様
田の神様らしい。お野菜が供えてあった。

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お店の横には山羊のお家、今度は絶対晴れている日に来よう。

今日はお茶だけで、ななちゃんが車で待っている事もあり、早々に引き上げたが、
テーブルやカウンターには見た事のない野菜がたくさん並んでいた。
森田先生や難波さんはこのお店を知っているかな?
野菜に詳しい人だったらとても喜びそうと考えながら写真を撮る。

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お店の人も人相が良くてとても感じがいい。
今日食べたケーキもおいしかったけど、絶対お料理もおいしいだろうと確信を持った。

帰り道、雨があがってきて京都に戻る頃にはすっかり道が乾いていた。
ななちゃんも少し疲れたかな。いつもありがとう。

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先週末、悲しい事があったが、どうやらすっかり元気になってきた。
日曜日は前から楽しみにしていたWSで神戸まで行く予定。
よーし。がんばろう。



Posted by 諭吉セブン
comment:2  
[ななちゃん
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