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Posted by 諭吉セブン
 
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キット☆トオル“完結編”
自分の願いもちろん叶って欲しいけど
誰かの願いも叶って欲しい。
たまちゃんの合格はいつからか
私の願いの一つでもあった。

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気功の先生の娘さん、たまちゃんが
今年、京大に見事合格した。
高校が進学校でもなく
予備校にも行かずに
気功を学んでいる私達の横で
いつも勉強していたたまちゃんを
横目で見ていた。
去年はいろんな人を巻き込んで
気功の学校の休憩時間に
キットカットのチョコレートのパッケージに
メッセージを書いてもらった。
『きっと勝つ、キットカット』だけの意味でなく
徹さんに渡してもらうことで
“キットトオル”きっと、通りますように。
徹さんは森田料理教室の久美先生のご主人で
とても素敵な設計をされる方で
感性も鋭いので
ダジャレが好きな訳では、決してない。

去年、発表が終わって、
たまちゃんの願いが一年目で叶わなかったことを
車から徹さんに電話で報告した。
すると優しい徹さんは
「僕の力が足らなくて」とおっしゃった。
初めて電話で聞く徹さんの声は
低い声だからか
それがとても寂しそうに聞こえて
申し訳なくて車の中で涙が溢れて止まらなかった。

\_IGP6801.jpg

今年はあまり騒がずに
周りの人も巻き込まずに
たまちゃんが受かってから
「おめでとう」と言いたい。
なので今年は「がんばってね」の一言すら
控えて抑えていた。

合格したと朗報を聞いた時、一番に思ったのは
徹さんとお祝いを伝えたいってことだった。
でもそれは個人的な希望であって
徹さんの都合もある。
一人でお祝いに行くのも寂しいので
最悪、誰も行けなければ、夫にでも頼もう。
これはこれでサプライズになるかも。
「気功の先生の娘さんが京大受からはったから
 お祝いに行きたいねん。
 私一人やったら、ついてきて一緒に
 おめでとうって言ってな。」
こんな時、夫は絶対に「嫌や、あほか」と
本当に感じ悪く言う。
案の定、予想通りの答えが返ってきた。

徹さんが来てくれることになり
後は天野先生やその家族をびっくりさせられるように
何をするのか言わないことだけ。
メールや電話で天野家に連絡すると
たまちゃんのお祝いに夕方から家族皆で出掛けるらしい。
「たまちゃんに直接お祝いを伝えたい」と言うと
電話を代わられそうになった。
それでは困るので
聞き分けの悪い子供のように
いろいろ意味のないこと言って
結局、夜の21時に行くことになった。

_IGP6739.jpg

徹さんを迎えに行こうとすると
すっかり忘れていた夫が
「君は俺を連れていきたくないやろけど
 先方は俺を見たいと思う」と言い出した。
 私はすかさず言う。
「合格した、たまちゃんも先生も
 別にあんたを見たくないと思う。
 あっ、じゅんこさんは会いたいって
 前に言ってくれてたけど、今日はいいわ」

徹さんと車に乗り
「お祝いの歌でも歌いましょう」
どちらからともなく、そんな話になった。
なかなかお祝いの歌はないので
“HAPPY BIRTH DAY”を
“おめでとう、たまちゃん”にアレンジした
歌に決定した。
ちょっとだけ“はもる”アレンジ付きで
替え歌の字余りもなかなかいい感じになった。
流れが大方決まった頃、強力な助っ人として
気功仲間のひろこさんと
その娘さん、ちーちゃん(8歳)が加わってくれて
合計4人で天野家に向かうのだが
歌はちゃんと練習しないといけないし
運転もしていたので道を間違えて遠回りした。
夜、真っ暗な中で
集中して歌う四人の行動が
たまらなくおかしくて笑いが止まらない。
最初のはもりでは
一番声の低い徹さんからいくか
一番声の高いちーちゃんからいくかで
いろいろ試したり
緊張しても歌詞を忘れないように
字余りが揃うようにと
何度も何度も練習した。
大人の声に混ざる
ちーちゃんのやわらかい声が
とてもかわいくて気持ちがいい。
ちーちゃんはたまちゃんに遊んでもらったり
いろいろお世話になっていて
たまちゃんが大好きでお祝いに行きたいと
お母さんと来てくれたらしい。

天野家につくと
私以外は予想外の訪問だったので
徹さん、ひろ子さん
そしてかわいいちーちゃんが登場すると
もうそれだけでサプライズになった。

合格おめでとう
合格おめでとう
4月から京大生
おめでとう、たまちゃん♪

歌詞は確かそんな感じで
クラッカーを派手に鳴らし
私達の、即席合唱団は解散した。

_IGP6730.jpg

帰りの車で皆が思い出すのは
たまちゃん
天野先生
じゅんこさん(お母さん)
そしてちょっと遠巻きにれんちゃん(たまちゃんの妹さん)
皆さんの満面の笑顔が思い出されて嬉しい。
そして歌っている間はそばにいてくれた
猫のきなこちゃんが
クラッカーの音でびっくりして逃げてしまったことが
かわいくておかしかった。

「良かったね、伝わったね。」
そう口々に言いながら皆を送る。
「誘ってくれてありがとう」
徹さんもひろ子さんもそう言ってくれたけど
それは私のいいたかったことで
結局は巻き込んでしまったけど
皆で一緒に祝えたことが
とてもとっても嬉しかった。
ひろ子さんとちーちゃんが車から降りて
徹さんと森田家へ向かう。
「歌うって伝わるね」と言いながら
「子供のちーちゃんは今日のこと、どう思うんやろうね」
私が徹さんに尋ねると
「大人って信用しても いいんやって思えると思うよ。」
徹さんはそんな言葉を残して
車を降りていった。

_IGP6751.jpg

皆さん本当にありがとうございました。
昨年、メッセージを書いてくれた
気功の学校の皆さんも
一年前からこのブログを読んで下さってた方も
おかげでキットトオルは完結しましたよ。

たまちゃん、おめでとう。
そして、本当にありがとう。

ちーちゃんとひろこさんは
家に帰ってからも
『おめでとう』を『ありがとう』に変えて
何度も歌って楽しまれていたらしい。
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