スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Posted by 諭吉セブン
 
[スポンサー広告
空飛ぶ~ルーシー・リー展~
駅のポスターで少し前に見かけた
青い陶器が気になった。
行ってみようかな~
それからしばらく時間は過ぎて
神戸の“ともこさん”がブログで紹介していて
そう、これこれ。
ルーシー・リー展
今日しか行けないので
行ってみようと慌てて出かける。

ものすごい勘違いで
京阪なにわ橋の駅前なのに
中之島駅だと思って
大阪駅から中之島まで歩いてしまった。
ちょっと道にも迷ったし
軽く40、50分以上は歩いた。
ななちゃんと一緒なら歩ける距離が
一人だときつい。

IMGP3413_convert_20110205222531.jpg

会場に着くと、女性客が9割で
皆さん音声ガイドを聞きながらだったり
イラストで陶器のデッサンをする人や
文字を書き写す人が何人もいた。
ほの暗い美術館は、
平日なのに熱気がいっぱい。
時代によって彼女の作風は代わっていく。
そしてどれもが
はっとするほどきれいだった。
時代に合わなかったり
実力者に認められなかった時代もあって
65歳までは生活が苦しくて
熱烈なファンはいても
なかなか陶芸家として認められなかったらしい。
それでも彼女は悩み、迷って
時代を超えた作品を作った。
ぞくぞくする一つ一つの作品の
迫力や色の鮮やかさも
すべてが光を放って見えた。
きっと彼女の作品は
何十年前の過去でも
何十年後の未来でも愛されるし
日本の小さな家にも
ヨーロッパのお城のようなお家にあっても違和感がない。
昔、イギリスに少しだけ留学していた私は
何となくなじみのある
ブリティッシュカウンシルや
何度も行ったV&Aミュージアムなど
知っている所もいくつか出てきて
回想までできる、とても楽しい時間を過ごした。
ロンドンにいる時に
大好きだった人が言ってくれた言葉は
「何にでもなれるし、何でも出来るよ」だった。
注:現在、全く英語が話せません。

IMGP3410_convert_20110205222445.jpg

会場を入ってすぐの所に
小さなビデオシアターがあって
80歳を過ぎたルーシーリー本人の
動く映像があった。
知らずに行ったらきっと
人の多さで避けそうだったけど
ともこさんからの
「動くルーシーおばあちゃんがとってもかわいい」
という言葉につられてしっかり視聴する。
途中でルーシー・リーが
釜から出来上がった作品を取り出す為に
釜の淵にお腹を置いて宙に浮く映像があった。
年を考えると(80歳の時の映像)
見ていてとても怖い。
深い釜に顔から落下しそうなのだ。
それでも彼女はとても楽しそうに丁寧に
一つ一つの作品を宙に浮くように取り出す。
それはまるで空を飛んでいるみたいで
とてつもなく自由に見えた。
何もかも順風だったわけでなく
ナチスの迫害を避けてウィーンにわたり
そしてロンドンに移住した彼女。
流されたり、迷ったりしながら
自分のスタイルを見つける。
潔いまでのシンプルさは
何かを突き詰めた表れにも感じる。
彼女が陶芸を通して
時代や人種を超えて
今も愛され続けるのは
一つ一つの器の魅力だけでない気がした。
誰もが本当にやりたいことを
どれだけ迷ったり悩んだりしながら
自分のスタイルを見つけたい。
彼女にきっと思い通りに過ごせない
自分自信の人生を重ね合せているのかも知れない。
そんなことを感じながら
会場を後にする。

IMGP3421_convert_20110205222657.jpg

以前は好きだった美術館めぐりを
又、再開したいなと思いながら
帰りも何だかぶらぶらと
大阪駅まで感傷に浸って歩いて道に迷って
結局帰りも軽く40分は歩いて
さすがに足が痛かった。

JR大阪駅について電車に乗り込み
3分ほどで爆睡に入る。
きっと疲れていたんだろう、
こんなに歩いたのは久しぶりだ。

IMGP3422_convert_20110205222741.jpg

はっと気付くと電車は山科で
慌ててかっこ悪いくらい走って
電車の扉に衝突しながら
電車から降りる。
何だかいつもと違うように
感じる風景や改札への地下道。
寝ぼけるとこんなにも感覚は変るのか?
そう思った瞬間に
ここは「山科」でなくて
「山崎」だと気付いた。
*山崎は山科より5つほど大阪よりの駅でした。

あっ、やってもうた。
誰もいないホームに戻って
電車が来るのをぽつんと、ただ待つ。
迷ったり、間違ったり、慌てたり
今日の目的地にもなかなか着かないし
最終の家にもなかなか戻れない。
それでも体が芯から冷える前には
ようやく電車が到着して
時間はかかっても最後には家に帰れる。
私もこんな風に
いつかは本当に行きたかった場所に
どれだけ時が経っても辿り着けますように。
棒のようになった足で自宅に帰ると
散歩を楽しみにななちゃんが待っていた。
足が痛いけど
もうちょっとだけがんばろう!
節分の夜が更けていった。

*偉そうに書いていますが、
何も知らなかった私が
こんな記事を書けたのは彼女のおかげです。
いつもありがとう
おかげでいろんな事を思い出せる
素敵な時間を過ごせました
神戸のともこさんのブログ





スポンサーサイト
Posted by 諭吉セブン
comment:4  
[diary
comment
私も行ってきました
こんにちは。ヤスダです。初コメントです。
私も、1月にルーシーリー展行ってきました。
去年の春に雑誌で出逢ってから、とても鮮やかできれいな色と、形の繊細さに魅せられてすっかりファンになっていて、展覧会を楽しみにしていたんです。
ルーシーリー、とってもキュートでしたね。
あんなに楽しく、そして作品を愛おしく思っている姿を見て、さらにファンになりました。

わたしも、どんなに時間がかかっても、遠回りしたとしても
本当に行きたい場所にたどり着けますように。
2011/02/06 14:38 | | edit posted by くみ
Re: 私も行ってきました
こんにちは、くみこさん。
行きましたか、良かったですね~
くみこさんを誘おうかとったんですが
間違ってすごい距離を歩いたので
正直、一人で行って良かったかもと思いました。
くみこさんのお家は美術館が近いので
歩いてすぐいけるからいいな♪
私も時間を見つけて、又あちこち行ってみますね。
初コメントありがとう。
2011/02/06 22:05 | | edit posted by あゆみ
今、好日居さんのブログを読んでいたら
ルーシー・リー展の撮影のため
器にお茶を入れさせていただいた、
とありましたよ。

「私的散歩」からリンクしています、
岡崎にあるお店です。
2011/02/10 11:18 | | edit posted by じゅんこ
Re: タイトルなし
じゅんこさん
コメントありがとうございます。
前から気になっていたお店なので
一度行ってみますね。
ルーシー・リーを好きな友達にも
早速教えなきゃ!
2011/02/10 22:48 | | edit posted by あゆみ
comment posting














 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。