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Posted by 諭吉セブン
 
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後姿 後編
森田先生の“おむすび家”に寄った後、
どこへ行こうか前日に考えていた。
せっかくゆみこさんと出掛けるのだから
時間を気にせずゆったりしたい。
そう思って浮かんだ店は
山の上で天気を考えて断念した。
どうしようかなと考えていた時に
抜群のタイミングで気功の
天野先生の奥さん、じゅんこさんから
ルーシー・リー展についてのコメントをいただき
好日居”さんの名前が出てきた。
あっ、ここにしよう、ゆみこさん好きそう。
ともこさんも喜びそう。
おまけにこの場所は、くみこさんの家の近所?
年賀状、この住所に見覚えがある。
場所を調べると、もうあらかじめ決まっていた感じだった。

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せっかくなので岩崎さん(男性)もお誘いする。
男一人、女三人で料理教室の年度もバラバラなのだけど
森田先生や安田さんに
「どういう組み合わせ?」と聞かれながら
皆で出掛けていくのも楽しい。

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岩崎さんは岡崎の美術館で、
先日、森田先生が行った
麻生三郎展に行くという。
森田久美先生のブログ
「先にお茶飲んでいるので、岩崎さんは美術館に行ってから
好日居さんへ来たらどうですか?」などと
意地悪なことをいうのは私だけで
皆さん一緒に行く気になっていて
結局私もついていった。
何をかくそう私は「怖がり」なのだ。
でも人と一緒でないとなかなかこんな機会がない。
ちょっとがんばって観てみようかな。
あの重そうな絵は怖くないかな。
昔から想像力がちょっと豊かなのか
ゲゲゲの鬼太郎の絵ですら今でも怖い。
目玉おやじがすでに苦手で
もし自分の目が飛び出て
手足が生えてしゃべったらどうしようと
子供の時に思っていた。
何だか怖いと感じた絵本が置いてあった本棚には
いつも近づかないようにした。
名作だとわかっていても
重たいものとか
暗いものとかは「怖い」と感じると
その先を見れなかったりする。
何でも一人でしようとするので
誰も私がそんなに怖がりだと最初、気付かない。
誰かと一緒でないと踏み出せない、ということもない。
ホテルに一人で泊まるのも
全然平気でゆっくり眠れる。
なので私が衝動的に動く時は
何だか怖くないという絶対的な自信や
安心感が奥に潜んでいるのかも知れない。

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それでも麻生三郎展は
結果、行って良かった。
何度も怖くなると
森田先生のブログなど思い出しながら
暗い色調からも愛を感じようとしたり
「ちゃんと生きよう」などと思う。
(注:それが印象に残っていたので)
圧倒的な存在感や
空気の重さ、迫力がすごい。
重さに潰れそうになったので
皆さんを残し、早々と会場を出て
非常階段から鳥居の写真をとったり
エントランスの写真を撮っていた。
完全に打ちのめされた感じで
ぼーっと写真を撮っていると
美術館の人が慌てて走って駆け寄ってきた。
「フラッシュはたかないで下さい!」
さっき「ここの写真いいですか?」と聞いたとき
言われていたのに、ぼーっとしていて
すっかり無意識にフラッシュを使っていた。

そしてやっと好日居さんへ。
何だか嬉しいのは
じゅんこさんに教えてもらった上に
森田先生もお知り合いとかで
私にジャムを持たせてくれた。
 *ちゃんとお渡ししました。
きっと色んな縁や繋がりがここにもあるんだと思う。

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お一人でされているお店は
小さいけど、とてもゆったりしていた。
夕暮れのような照明で
本当に日が暮れていく。
お茶とお菓子をいただき
気持ちが満たされていく。
皆さんほっこり、ここにして良かった!
ゆみこさんが習っている
「オイリユトミーってどんなの?」と聞き
表現するのが難しいことを
無理やり言葉にしてもらおうとしたり
*シュタイナーの考案した体操の一種だそう。
森田料理教室に
出逢ったきっかけなどもそれぞれが話した。
男性である、岩崎さんの初メールに
森田先生はちゃんとお返事を書いていたのに
私のメールは返信がこなかったこともわかった。
でもそれは当たり前だというくらい
私は変なメールを送ったことを覚えている。
「先生のブログを読んで、料理教室に行きたいけど、
 先生の料理なら習いたいと思えたけど
 私は忙しくて休みがうまくとれないし
 急に仕事になったりします。
 でもどうしても行きたい、
 それでも仕事で行けないかも」みたいな感じの
感情や迷いを書いただけの
何だかわけのわからないものだった。
あのメールで要注意人物と認識され
その後、料理教室に申し込んだ時に
断わられなくて良かった。
あの時、断られていたら、
このメンバーでこの空間にいることは
考えられなかっただろう。
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今、思い出しても
好日居さんで何を話していたかわからないけど
堰をきったように話したわけでなく
会話に困ったわけでもなく
ただただ麻生三郎展のあととは思えない
ゆったり、まったりとした時間が過ぎていった。
麻生三郎展での絵から受ける空気の重さの後
好日居さんでは空気の軽さを
いや、柔らかさを何倍も感じられたような気がした。

以前は私も麻生三郎が感じたような
赤い黒い空を感じたことがあったほど
世の中に絶望した事もあったなとか
どれだけきれいな青空や緑をみても
重かったり不快な人もいるだろうし
青空をみただけで、
幸せな気持ちになれる人もいる。
その時の置かれている環境や
心の持ちようで
空気は重さが変わるんだ。

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そして気付くのは
自分のいる場所の何と空気のきれいなこと
空気のやわらかいこと
優しい人に囲まれて暮らし働いていること
誰かとお別れするような
寂しいことも仕事がら多いけど、
空を見れば又、元気になれる単純さも有難いかな~
赤い黒い空の中でも
押し潰されそうでも、
確かに存在する人のかけがえのなさを
(注:チラシより)
感じる所まではいけなかった。
それでも感じたたくさんのことは
結果、私を幸せな気分にしてくれた。

そんな事を感じた麻生三郎展、
「麻生太郎やったら知ってるけど三郎は知らん」
というばかな私を誘って下さった岩崎さん
ありがとうございました。

完全に鼻がつまっていて
私の声は聞き取りにくいのに
皆さん、長時間つきあって下さって
申し訳なかったけど楽しかったです。
「何か本当にゆったりしたな~」
好日居さんを出た時の
岩崎さんの言葉にともこさん、ゆみこさん
私も心から頷く。

すっかり日の暮れた岡崎を静かに話しながら歩いて
岩崎さんと、ともこさんの後姿を見ていた。
大阪や神戸は大雪だったらしく
一日中長靴のお2人の姿はとてもかわいくて
私も何だか一緒に雪の町へ帰りたくなった。

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次の日、会社に行って
昨日、一緒に行くはずだったTさんに
麻生三郎展の話をする。
「麻生太郎は知ってるけど、麻生三郎は知らんな」
私とまったく同じことを言っていておかしかった。

この記事を書いている時に
森田久美先生のご主人、徹さんも
麻生三郎展に行った感想を
ブログにアップされています。
麻生三郎の作品の魅力や深さ、世界観が
私と違ってちゃんと書いてあります。
読むときっと美術館に行きたくなります。
徹さんのブログ




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Posted by 諭吉セブン
comment:8  
[料理教室
comment
ルーシー・リーも麻生三郎も知らないし
オイリュトミーもちゃんと説明できないゆみこです。

好日居さんでの時間は「大盛り上がり!」とかじゃ
ないんだけど、何だか妙~に居心地よかったですね。
ホント素敵な場所でした。ありがとう。

逃げ帰りたくなった瞬間もあったけど(笑)
⇒オイリュトミーは体操じゃなくて
舞踏。身体全体を発声器官に変え
身体を用いて、言葉と同じように、内面を表出させるのです。
・・・なのです(本より)
2011/02/17 22:44 | | edit posted by ゆみこ
Re: タイトルなし
ゆみこさん、コメントありがとう。
一生懸命、説明しようとしてくれるゆみこさん、
そしてともこさんが真顔で
「久美先生の動きはオイリュトミー?」って
聞いていたのがおもしろかったです。
体操ではなくて舞踏だと書き換えたほうがいいでしょうか?

好日居さん、いい時間でしたね。
こちらこそ、ありがとう。

これを書き終わった時、徹さんが麻生三郎展の
感想をブログにアップしていて
違いすぎておもしろいですね。
誰かと一緒だからこそ、私は行けたし
色々感じたのかなと思います。
皆さんに感謝です♪
2011/02/17 22:55 | | edit posted by あゆみ
え、ともこさん、そんなん言うてはった?
あの時、何も聞こえてなかったわ・・・。
「舞踏」と太字でお願いします(ウソ)

私もさっき徹さんのブログ見てのけぞりました。

でも、私も、私が感じた気持ちは大事にしよう。
本当に皆で行けてよかったですね!
2011/02/17 23:39 | | edit posted by ゆみこ
Re: タイトルなし
うん、言うてはったと思うけど。
鼻がつまっているから
耳ももう一つ聞こえてなかったかも。
本人に聞いてみよ!
「舞踏」わかりました。
一つの美術展でも
いろんな感じ方があっておもしろいね。
ともこさんと私はクリパルヨガをやっているので
何でもありのままに受け止めて感じようと
するのかなとも思えました。
ちえさんにも言っとこう~
2011/02/18 00:08 | | edit posted by あゆみ
いいタイミングで、好日居さんにいけて
よかったね。
ほんと、ゆっくりしますよね。。
私も一度行っただけなのですが、
好日居さんに町家改装の話を伺ったりして
長時間、話し込んでしまいました。

友達がオイリュトミーを教える先生をしているよ。
中国語をいっしょに習っていた人なんだけれどね。
一度、総会でもやってもらったことがあります。。
そのときは、「あ」はこんな動作
「い」はこんな動作、と教えてもらったよ。
音(おん)によって動作が決まっていて、
その通り動くような印象でした
公演もあるからまた機会があればお知らせしますね。

2011/02/18 11:29 | | edit posted by じゅんこ
私には、おもかった・・・
あゆみさん
風邪、大丈夫ですか?
私も今日、麻生三郎展に行ってきました。
いつも地下鉄でポスターを見かけては、なんか重そうだな~って思ってました。
まさか、私が麻生三郎展に行こうとは。
重い腰を上げて、行ってみたけれど
やっぱり私には重かった。
なんか涙が出てきました。

だけど、なんか見に行ってよかったなって思いました。
あゆみさん達や、徹さん、久美先生のおかげですね。
2011/02/18 21:55 | | edit posted by くみ
Re: タイトルなし
じゅんこさん、ありがとうございました。
いいタイミングで教えてもらって
前日はたまちゃんとばったり会えたし。
皆さんとても喜んでくれて、私も以前から
リンクされているのを見て行きたいなと思っていた所でした。

あっ、そんな感じの説明を聞いたのですが
さっぱりわからなかったんです。
こうやって文字で見ると少しわかりました。
ありがとうございます♪
2011/02/18 22:13 | | edit posted by あゆみ
Re: 私には、おもかった・・・
コメントありがとう♪
風邪、長引いてますが
日曜に治る予定です(笑)

重いですね、本当に重かった分、
外に出た時、空気は澄んでいて柔らかいんだな
今までにない感覚を感じました。
誰もが同じ絵をみて感動できるわけではないし
感じたことを大切にすればいいのかなと思います。
でも、誰かに背中を押されなければ行けないですよね~
くみこさんみたいにあの美術館に近い所に
住んでいる人でもそうなんだなと思いました。

2011/02/18 22:18 | | edit posted by あゆみ
comment posting














 

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