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Posted by 諭吉セブン
 
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積み上げる
時間をかけて丁寧に、
一つ一つ積み上げたものが
一瞬の気の緩みで崩れるのは良くあることだ。

数日前、桃ちゃん(茶トラ♂押入れ猫)は
大けがをした。
足にケガをしていたので
病院に連れていこうと思っていた。
諭吉(のんびりした猫 白×グレー♂)と違って
抱っこさせてくれないので
いったいいつからの傷かさえわからない。
痛いのかも痒いのかもわからない。
以前、動物病院の先生に
「猫は傷の組織を壊してでも
 自分のザラザラの舌で舐め続ける」
と言われたことがあった。
ただでさえ肝臓も悪く臆病な桃ちゃん。
気づかなかったことが悔やまれた。
翌日、会社へ行き定時に飛んで帰ろうとした。
でも私の退勤時間は、基本19:00に
設定しているので早退は出来ない。
いつも遅れてしか行けない犬猫病院に悪くて
夫に桃ちゃんをつかまえて
病院まで連れてきてくれるように頼んだ。
私もすぐに駆けつけるからと。
「私でも病院に連れて行く時は
怖がっておしっこを垂れ流し、ひっかかれ
荒れ狂うからあんたでも大丈夫やから」と言っておいた。
夫は嫌がっていたけどしぶしぶ承諾してくれた。

病院の診察台の上に寝ていた桃ちゃんは
私の知っている桃ちゃんではなかった。
口から顔から体のあちこちに血がついていて
どこをどう、ケガしているのかがわからない。
犬猫病院の先生はいかにも虐待ではないかと
語気荒くいつになく厳しかったし
夫は夫で「だから嫌やったんや」と怒って
私の顔を見ると帰ってしまった。
ショックで声が出ず、眩暈がする。
仕事では痛くならない胃が、
キリキリと締め付けられるように痛い。
気分が悪くなって私が座り込む。

結局桃ちゃんは顎の骨が折れていた。
目の上は打撲で腫れ上がり挫傷していて
目も充血して真っ赤だった。
昨日、発見した足のケガもあった。
顎に関しては手術するかしないかは考えるとして
エリマキトカゲのようなかわくないカラーを巻かれ
抗生剤と目薬をもらって病院の駐車場に向かう。
私は車に乗った瞬間から吐きまくった。
夫が桃ちゃんに手を出したとは思いたくない。
ただ大嫌いなゲージに入れられること=病院
大嫌いな人につかまれること
私がいないこと
この3つが揃っていると
もうこれはどう考えても
桃ちゃんにとっての虐待であり、人災である。
その原因は私の「せっかち」だけだった。
この2年、私なりに夫なりに桃ちゃんなりにがんばっていた。
夫は桃ちゃんに嫌われているんだからと
桃ちゃんに接触しないようにする。
私は桃ちゃんがなるべく自由に
ストレスなく過ごせるようにする細心の注意をする。
なのでゆっくりゆっくり回復が見られて
去年の夏くらいからは
押入れから出てくる時間が増え
夫が起きているときも気が向けば
外に出てくるようになっていた。
なのに、一瞬の気のゆるみだった。

家に帰ると夫が夕食の用意を完璧にしていた。
吐いて帰ってきた私は食卓に行かず
トイレに直行して又吐き続けた。
翌日は仕事が休みで
翌日も吐いていたので数日、絶食していた。
夫はやたら諭吉を抱っこして撫でたり
ななちゃん(柴犬♀)の頭を撫でている。
彼も傷ついているのがわかった。
そこまで嫌われているとは思ってなかっただろう。
諭吉もただならぬ雰囲気が伝わり
桃ちゃんと夫の格闘の際も巻き込まれ
あちこち桃ちゃんに蹴られたらしくて
いつになく、めずらしくしょんぼりしていた。
今、トレーニングをやっているななちゃんは
せっかく散歩中、リード」を引っ張らなくなっていたのに
昨日、今日と私が体調が悪くて遊んであげられないので
すっかり荒れて散歩では
突然、走ったり引っ張ったりする。
家族全員がしっかり傷ついていた。

救いようがないわけではない。
今回のことで何が学べたのか。
そう思うと案外すぐに見つかった。

諭吉が桃ちゃんのご飯を盗ろうとしなかった。
桃ちゃんは顎を骨折したので
しばらくは柔らかいトロミのフードになったが
これに諭吉は手を出さない。
ゴミでもおでんの卵でも
指サックでもビニールでも何でも食べる子なのに。
諭吉は成長した。
そして私がトイレで便器を抱えて吐いている時
私の背中に前足2本を当てて擦るように
立ってくれていた。
それは気功の「てあて」のような行為。
今は亡き龍ちゃんが(享年17歳半キジトラ♂)
やってくれていた事と一緒だった。
あほなのんびりした猫だと思っていたが
諭吉は知らない間に優しい子になっていた。

しかし、その夜に悲しいことを発見する。
私が昨年から使っている
お気に入りのパソコンのpcのマウスのコードが
諭吉によってぶっつりと切断されていた。
これは通販生活という雑誌で5000円以上
何か買わないともらえないもの。
そしてもう手に入らないレアな猫のマウスだった。

IMGP5776_convert_20111211234229.jpg

油断してはいけない。
見くびってもいけない。
桃ちゃんのことも諭吉のことも。
今年はまだ始まったばかり。
又、一つ一つ積み上げよう。
桃ちゃんは驚きの回復力で
2日後には結構元気になっていた。
肝臓病の治療食を何年も食べていた桃ちゃんは
今、顎が骨折しているおかげで
おいしい柔らかい特別なご飯を食べられて
とてもご機嫌がいいらしい。
私は吐きすぎて胃を荒らし
肌も何年振りかに荒れている。
夫は桃ちゃんと前にもまして
関わらないようにしているようだ。
桃ちゃん、強し。
うちの夫婦、揃って弱っつ。


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