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Posted by 諭吉セブン
 
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融合 ~東京ショートトリップ~
★北海道と九州はまだこの後に書くことにしました。
 
新月に休みということが珍しいので
何だかとにかく動きたくなった。
なので突然、日帰りで東京に行くことにした。

東京に着いて
行きたかった所を周る。
一つはズーニーさんの一年ほど先輩になる方の
LPジャケット展。
もう一つは銀座のRicohでやっている写真展
“マグナムフォト・コンタクトシート展”
今回の目的はその二つだけど
朝から夜まで時間もあるので
行けるだけ周ろうと前日深夜まで計画を練った。

_IGP7321.jpg
_IGP7317.jpg
_IGP7339.jpg

午前中に何ケ所かを周った後は
手紙舎さんのcafeへ。
cafeや雑貨好きにはたまらない感じの手紙舎さんは
大きなイベントもされているが
お店自体はとてもこじんまりと静かで落ち着いて
難波さん似(森田料理教室の助手さん)のお店の方も優しく
近所にあればいいのになと思う
とってもいい感じのお店だった。
古い団地の真ん中に浮かぶ、別世界のような空間。
お客さんがたまたま少なかったのをいいことに
トイレ内のトイレットペーパーまで
お願いして写真に撮らせてもらう。
だってかわいいんだもの。
*ちなみに下の扉はトイレへの入り口です。

_IGP7333.jpg
_IGP7312.jpg

その後、銀座まで出向き
マグナムフォト・コンタクトシート展へ。


*コンタクトシートとは、撮影画像の一覧で
 ベタ焼きとも呼ばれているもので
 ネガを保管する為の索引として使用されてきた。
 イメージをどのように構築し、
 どのように最高の一枚を選び出したかが記録され、
 写真家の目線での舞台裏の感覚を与えてくれるものらしい。


_IGP7347.jpg

ところが考えが甘かったのだろう。
銀座の街の上にたたずむ写真展は
週末を東京の街で楽しむ人と
戦争中の写真などのギャップで
私自身がだんだん苦しくなった。
融合しないとはこのことか。
戦争と平和というものが
時代を超えて正に同じ空間で
起こって成り立っている感じがして
階下では平和な日本人が週末の銀座を楽しみ
手にはブランドの袋を持ち
人気のカフェでは長蛇の列。
そして写真展では生きるか死ぬかの境界線で
報道写真家達の強い写真が私に何かを語ってくる。
愛・戦争・痛み・悲しみなど。
もちろんそこには
希望も夢もあるかも知れないけど
初めて見る生のモノクロドキュメンタリー写真に
心が乱されてバラバラになっていった。
感動と動揺が入り乱れる。
多分、朝から動き過ぎたのだ、そう言い聞かせた。
デジカメがない時代のフィルムカメラは
何十枚何百枚と撮影し
たった一枚だけがカメラマンによって選ばれて
世に出される。
その前後に泣いて叫んでいる写真の中の
たった一枚の笑顔だったり
例えば鉄の女と言われた英国のサッ○ャー元首相も
誰もが知っている注目される写真は
強い意志の目や表情だけど
その前後には違う表情も持ち合わせていて
たった一枚の写真だけが
世の中から注目を浴びているようだった。
きれいな優しい写真を撮ることに
憧れ、目指したいと思うけど
何年後でもいいから
誰かの一瞬の強さや輝く瞬間を
私も撮れるようになりたいと思った。
感情はバラバラになったけど
やっぱり来て良かったな。
教えて下さったYさん、本当にありがとう。

次の目的、市ヶ谷へ。
向かったのはズーニーさんの講座で
一年ほど先輩にあたる方の
LPジャケット展だった。
どうやらギャラリーを借りてというよりも
地下鉄の駅へと続く通路に
TATEKIさん独自のセンスと選択で
JAZZの歴史に沿って
LPジャケットがずらーっと並べてあり、
当時の時代背景や歌やシンガーについて
一つ一つ丁寧に説明してあるようだった。
私は夢中でシャッターを押しながら
少しずつ気持ちが落ち着いていくのがわかった。
こういう表現もいいな。
女子高生がスマホを操作しながら
1910年代のJAZZレコードジャケットの前を
普通に通っていく。
違う時代に生きていることは
明らかに違うはずなのに
お互いに主張もせずそこにあって(いて)
それをカメラを通して覗く自分。
一見、地味に見え華やかさはないものの
これはきっと“表現”そのものなんだ。
どこかを借りて開く個展や企画展と違うもの。
駅から出ていく人、駅へ向かう人が
足を止めることも出来れば
前を走り抜けるだけのこともあって
わざわざ遠くから観に来ることも出来るし
全くみないように毎日通ることも出来る。
静かに駅への通路に佇むジャケット達は
TATEKIさんの詩のような解説に守られて
そこにしっかり存在する。
どこにも利益を生み出そうという感じが無くて
本当に好きで続けている感じ。
*販売とか会社の宣伝ではないんです。
控えめに置かれたアンケート用紙も
とっくに切れているではないか。
夢中でシャッターを押す私を
どうもTATEKIさんの友達が見ていたと後で知った。
人が移り過ぎたり
ガラスが反射し過ぎて
その割にはまともな写真が撮れなかったけど。
その後も新幹線の時間まで
いっぱい動いて大満足の東京のはずが
帰宅して寝る寸前になって
忘れ物をしたことに気付く。

               <続く>

以下はTATEKIさんによる、
この展示に対する解説です。
ズーニーさんをして『詩人』と言われるだけあって
これを読むとジャズを聞きたくなる、
ジャズの歴史を深く探りたくなる
素敵な解説です。
*ズーニーさんの講座で学んだ人達と共有の
メーリングリストから拝借しました。

地下鉄通路の片隅をお借りして
僕が試みている、ささやかなコミュニケーションです。
いま続けているシリーズのテーマは、
音楽の底流にある
「人々の持つ豊かな創造力」です。
それは作曲する人にも演奏する人にも
聴く人にもあります。
それは人が生きていくことに
深くかかわっています。
今回は20世紀とともに歩んだジャズの特集です。
ジャズは常に変貌し、独創的で多様な音楽表現を
生み出してきました。
繁栄と恐慌、戦争と平和、豊かさと貧しさなど
激動の20世紀とともに歩んだ文化のひとつです。
その歴史の光と影が
ジャズのなかに色濃く反映されています。
ジャズを創造してきた巨人たちのレコードを通じて
ジャズの大きく豊かな創造の泉を
感じていただければ幸いと思っています。

●第8回LPレコード ジャケット・アート展 
“音楽を創造する人々:ジャズ篇”について

ジャズの起源となったのは
ラグタイムとブルースです。
その影響のもとに
ニューオリンズなどの都市で
ジャズは産声を上げます。
そしてディキシーランドからスウイングへと
発展しています。
20世紀半ばには、ビ・バップが登場し、
ジャズは演奏家一人ひとりの自己表現にまで高まります。
そして、クール・ジャズ、
ハード・バップ、フリー・ジャズへと進み、
現在のモダン・ジャズに至ります。
このようなジャズの歴史を、
ジャズの巨人と言われた人たちの
レコードを通じて辿ります。


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