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Posted by 諭吉セブン
 
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消印有効~岡山のそのあと~
誰かが当たればいいな
結局、最後はそう思えた。

5月31日が消印締め切りの文学賞の当日
箸にも棒にもひっかからないという感じの
話は出来上がった。
岡山が舞台だし主役は桃ちゃんにしようとか
(岡山といえばきびだんごで桃太郎)
お友達の由美子さんにメールをしたいと
思っていたのであげく
由美子ちゃんという友達が出てくる話になって
北海道の真澄ちゃんの話が
ブログ上で後編が進まないままなので
真澄ちゃんも登場人物になっていたり。
何度も読む度に
句読点が間違ってたり
接続詞や言い回しがおかしかったり
センテンスが長すぎたり。
小説なら話を作ればいいのだが
そんなに斬新な話も思い浮かばない。
そして先日からいろんな人と
あちこち行って話を聞いていると
現実に起こることの面白さは想像を超える。
そう思うと更に話は作れない。

_IGP7815.jpg

5月31日の夜7時に
あらすじも表紙もやっと完成した。
途中でプリンターが止まるというハプニングもあり
心臓がバクバク鳴った。
8時には作品を封筒に入れて
これでやっと全ての用意が出来た。
こんなに追い込まれないと
何も出来ないのが自分自身だ。
そして何とか完成したのは
賞が取りたいということではなくて
岡山まで付き合ってくれた夫に申し訳ない気持ちと
とにかく締切に間に合わせること
どれだけ酷くても一つの長文を
ちやんと完成させること
それが出来ればきっと次に繋がる
そう信じて疑わなかったことだ。

フラフラになりながら作品を持って
郵便局に向かう。
すると近くの区の郵便局の窓口は
夜の8時で閉まっていた。
到着時間は8時12分。
もうちょっとだったのに~

_IGP7812.jpg

「すいませーん」と声に出し
時間外の窓口を手のひらで叩く。
窓口の向こうには郵便局員さんが
カーテンの向こうに見えてすぐそこにいる。
それでもこちらに気付こうとはしない。
「すいません」の声はどんどん大きくなり
叩く手も力がこもっていく。
ポストに出すと6月の消印になってしまうので
窓口で何とか受け取って欲しい。
必死で窓を叩きながら呼んでいると
隣で同じように声を出しているおばあさんが
「今日でないと困るのよ」と
私と同じ気持ちを口に出され
「ちょっと窓口に出てくれたらいいのにねー」と意気投合し
一緒に声を合わせたり
再び窓口を叩くが反応なし。
しばらくがんばったがこれはあかんと諦めて
一人で裏口のインターホンを押しに走った。
決して怒ることではないし
郵便局の人がケチなのではなくて
何でも締切などはあって当然のことだし
そもそも自分が悪いのだ。
命に関わることでもなく
応募するならちゃんと早めに準備しておけば良かったわけで
誰に頼まれて書いたわけでもない。
別に岡山が急に私を呼んだわけではない。
そう自分に言い聞かせながら、
インターホンを押す。
裏口に回る間に気持ちも落ち着き
「窓口を開けてくれ」ではなく
京都中央郵便局(京都の本局)は何時までなら
今日の消印で郵便を受け取ってくれるのか聞く。
どうやら24時間やっているとわかってほっと安心し
先ほどの閉まっている時間外の窓口に戻った。
「良かったら私は車なんで
 その葉書も預かって京都中央郵便局まで
 一緒に持っていきましょうか」
そう言うとそのおばあさんはとても喜んでくれて
えらく感謝されて深々と頭まで下げられ
その葉書を私に託された。
こちらはともかく
とても大切なお手紙なのだろうと思っていたが
その葉書は5枚もあって
雑誌に綴じ込まれた
クイズの懸賞(ナンプレ)の応募葉書だった!

_IGP7809.jpg

私の作品は実力がないと
もちろん運や勢いだけではどうしようもない。
夫がこないだ買っていた
宝くじの方がまだ当たるかも知れない。
そして今、預かったばかりのこの葉書も
5枚もあるのだし
これが一番、当選確率はいいかも知れない。
もうこうなったら誰かが当たればいい。

そう思って信号待ちでその葉書を
見てはいけないと思いつつ
一瞬ちらっと目を向けると・・
性別欄の女性と男性の欄に〇がしてない!
備考欄が空白!
これは懸賞に応募して当たるためには
空白を作らないとか
質問や記入欄はちゃんと答えるとか
備考欄にはその雑誌への想いとか
感想を書くと当たるらしいっていうのが
懸賞などに当たる為の鉄則ではないか。
おまけに鉛筆で書いてあった答えや住所は
届くまでに消えるかも知れない。
だからといって私が勝手に上からペンでなぞるのも
性別の女性に〇するのも
「毎月、買わせてもらい発売が楽しみです!
 孫と一緒に頭のトレーニングをしています」
とか、勝手に書き込みたいくらいだけど
そんなことは出来ない。

_IGP7808.jpg

京都中央郵便局で
私の作品もおばあさんの葉書5枚も
間違いなく5月31日の消印が押された。
次回からは余裕を持って出したいけど
最後のジタバタした『あがき方』が
我ながらおかしくて笑えた。
消印有効、無事終わった。



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