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Posted by 諭吉セブン
 
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福岡の旅 ~番外編おてんばちゃんのこと~
福岡から帰ってきて数日経っても
ちょっと気を抜くと涙が出た。
福岡でのことや
おてんばちゃんのことを思うと
わからない感情が溢れた。

*おてんばちゃんはきみこさんが娘さんを
ブログで呼ぶ時の名前です。

_IGP8181.jpg

私は子供が嫌いではない。
かと言ってそんなに大好きでもない。
なぜ、涙が出るんだろう。
数週間経っても一ヶ月をとっくに過ぎても
その理由はわからなかった。
おてんばちゃんの
あの柔らかい甘い声や
惜しまず向けてくれた笑顔を思い出す。

例えば前世で何かつながりがあったのか
実は子供がとても欲しかったとか
あんなに懐いてもらって嬉しかったとか
単に私自身が精神的にまいっていて
愛情の一部に飢えているのかなど
自分なりに考えた。

いろいろ考えた末にわかったことは
ズーニーさんの言葉を借りると
おてんばちゃんはずっと私達に(私とひとみさん)
『与えよう』としてくれていた。
「こうやったら喜んでくれるかな」
それを自分で考えて
私達が喜ぶと
もっともっと喜ばせてあげようとする。
何かしてもらうたびに発する
「わー嬉しい」「わーかわいい!!」と喜ぶ
こちらの反応を見ては
にこにこ笑って
もっと何かをしてくれようとする。
きっとどこか感覚で知っているのだろう。
与えてもらう喜びと同時に
誰かに与えられるということも
とても幸せだということ。
例えば誰かにご飯を作ってもらえるのも
幸せなことだけど
誰かにご飯を作ってあげられるのも
とても幸せなことで
そして一緒に分かち合えることも
豊かであることを。

_IGP8152.jpg

おてんばちゃんのママとパパは共働きで忙しい。
学校がお休みでもお仕事の日がほとんどだ。
それでもママのきみこさんは少ない時間の中で
おてんばちゃんと向き合って
子育てに真剣に悩み
どれだけ疲れていても
寝る前は毎晩絵本を読んでくれたり
てあてをしたり、体に触れて
抱きしめ、受け止めることを忘れない。
(まさしさん談)
まさしさんはおてんばちゃんを見守りながら
「危ないな、心配だな」と思ったら
警笛だけ鳴らす。
怒るのでなく「気をつけてね」と言う。
そして過剰なことはしない。
おてんばちゃんだけでなく
きみ子さんに対しても
必要な所だけを自然にサポートする。
糸島での一日目も
気功の学校の二日目でも
それは感じたことだった。

そしてママとパパはお互いとても
信頼し合っているということも
二人の愛情が自分に真っ直ぐに
どこにいても向いていることも
ちゃん理解できているのだ。

両親がおてんばちゃんを子ども扱いせずに
一人の人として接してくれているからこそ
ママの友達だからでなく
一人の人として
私達を楽しませようとしてくれたり
「ボットン便所に財布を落とした」と聞けば
おかしくて誰よりも大笑いし
ひとみさんが何だか疲れていると思ったら
自分だけでなく私にまで
「ひとみさんの分のミサンガを作ってあげて」と言う。
スーパーで陳列台からジュースを取る時に
一番奥から癖で取ってしまうと
お婆ちゃんに教えられたらしいが
「手前から取らないと次の人が困るよ」と諭してくる。
「ここ、落ち着くよ」と7歳とは思えない言葉で
眺めのいい場所を教えてくれたりもする。
そうやって対等に接しながらもおてんばちゃんは
私達にずーっと「与えて」くれていた。

_IGP8172.jpg

福岡で過ごした二日間で感じた言いようのない感覚。
それは覚えていないけれど
まるで母親の胎内にいるような
感覚と似ているのもしれない。
どこか記憶の片隅にあったような
ゆったりとした安心感や
満ち足りた気持ち。
だからこそおてんばちゃんと別れて
京都に戻ってふとした時に涙が出てくる。
日常ではそんなに満ち足りた時間は
あったとしても、ごく短い。

別れるのが寂しいとおてんばちゃんを
ボロボロ泣かせてしまうほど
私はいい人ではない。
もう会いたくないと思われても仕方ないほど
嘘も平気でつけるし
腹黒い所もある。
それでも又、今度おてんばちゃんに会ったら
それが明日でも何年後でも
初めて会った時のように子供に還って
無邪気に過ごせるようでいたい。
そして今度は私がおてんばちゃんに
『与えられる人』になれますように。

_IGP8173.jpg

きみこさん、まさしさん
そしておてんばちゃん
本当にお世話になり、ありがとうございました。
最初から最後まで
どこを思い出しても、どう切っても
いい時間だったということだけが
私の胸に残っています。
ね、ひとみさん。

               ≪了≫

*写真は奈良の矢田寺の紫陽花(6/30)6月も終わりです。

 











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Posted by 諭吉セブン
comment:2  
[diary
comment
あゆみさん、いつも与えてもらってます~
ありがとうございます。

おてんばとのこと、丁寧に向き合ってくださり
素敵な言葉で綴っていただき
本当にありがとうございました。

何度も読み返し、涙です。

実際より、とてもよく書いていただいている気もして
ちょっと気恥ずかしい気もしますが...

あの二日間、おてんばは、あゆみさん&ひとみさんに
べったりだったので、どんなことをお二人に話しているのか
どんなことをお二人にしたのか
あゆみさんのブログで初めて知ったこともありました。
(それにしても子守りを任せっきりでしたね、すみませんm(_ _)m)

娘おてんばのことを客観的に書いていただいた文章を読んで
また、あらためて、彼女のありのまま、そのままを
見てあげられるような気がしてきました。
(夫、まさしくんにも感謝しなくちゃですね...)

最近、自分自身のことで精一杯で
娘に対してガミガミ、イライラ、クヨクヨしてばっかりだったので
また原点に戻ってみようと思います。
(娘のことも、自分のことも)

ブログに書き起こしてくださった
タイミングも私にとっては絶妙でした~

私たち家族にとっても、自然で楽しくて濃い二日間、
本当にありがとうございました!


2012/07/01 16:48 | | edit posted by きみこ
Re:
きみこさん、コメントありがとうございます。
おてんばちゃんのことを話すと
「とってもかわいい子なんやね」とか
「それだけ懐いてもらったらいいね」と言われますが
何だか違うんだよね~
それが何かがわかるまでに
実に二カ月近くもかかってしまいましたが
タイミングが良かったのなら何よりです。
皆さんに又お会いするのが楽しみです♪
2012/07/01 17:53 | | edit posted by あゆみ
comment posting














 

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