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Posted by 諭吉セブン
 
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天川のこと
もう15年から20年以上は昔になるが
まだパワースポットという言葉が無かった頃から
奈良の天川村に通った。
始めて行った時はワンボックスカーで
当時、車の免許を持っていなかったので
前夫(その当時の夫)の友達に乗せてもらって
ぐねぐねと山の中を走り続ける車で
見事に車酔いした。

_IGP8853.jpg

「行くと元気がでる」
「疲れが取れる」
「天川に向かう途中で空気が変わる」
「芸術の神様だ」
色々聞きながら楽しみにいったのに
何も楽しくなかった。
天川神社(天河が正しい)の本殿に向かう
石段は這うように上がり
景色や空気を味わう余裕などない。
皆が食事をしている時も
「せっかくだから」とあちこち観光している時も
一人、車で転がるように寝て
何一つ食べられなかった。

_IGP8437_20120809103827.jpg

京都に戻るとすぐに調子が戻った私に
一緒に行った人が
「エネルギーに当たった」
「感覚が鋭い」
「霊感があるから」と言ってくれたので
調子に乗ってもう一度は行ってみる事にした。
誰かの運転では不安だったので
免許を取ったらすぐの遠出は天川で
その年が明けた元旦の初詣は天川神社へ。
雪で凍る道の中、
途中でスリップしながらも
深夜に家を出て天川村に向かった。
前夫は仕事で会社員として
イラストやデザインをしながら
売れないバンドもやっていて
変な小説なんかも書いていたから
何か世に出るきっかけを掴みたくて
神頼みを気に入って何度も「行こう」と言った。
免許を持っていない前夫は
車の中で寝てばかりで
話し相手にすらならなかったけど
私自身もあの場所が何だか好きだった。

天川で民宿に泊まると関東から来ている宿泊客が
「龍をみた」
「UFOを見た」とか
不思議は話をたくさん聞いた。
私も前夫もまるでそんなものとは縁がないが
話はぶっ飛んでいればいるほど面白い。
夜中に境内で何時間でも出来る瞑想や
朝のお神酒をもらえる祝詞の時間が
とても神聖で心地良かったり
深夜に瞑想をしていると
突然、宮司さんが声を掛けて下さって
淹れてもらったお茶を飲みながら
奥の部屋から聞こえてくる
当時、捕まったばかりの作家である
“角〇さんの話”などに
聞き耳を立てたりすることも
ワクワクして楽しかった。

_IGP8840.jpg

あれから年月は経って
世間ではパワースポットと言う言葉が
当たり前のように出回った。
奈良の山奥の神社に行くといっても
特に不思議がられないようになった。
私の横にいる今の夫は
神社仏閣などには全く興味がない。
二人で出掛ける時は私に運転をさせないので
往復6時間以上かかっても
いくらパワースポットで
温泉も気持ち良くて空気がキレイでも
彼にとっては何一つとして楽しいことがない。
何度か天川にも連れて行ってくれたが
神社にも参拝しないし
温泉にも入らないので
私が一人であちこち行っても
時間を潰す場所が全くないのだ。
さすがに夫とは行きにくいのと
しばらくは今の仕事を頑張ろうと思ったので
ここ数年は天川に足が向かなかった。

_IGP8831.jpg

今年の春、久々に夫と大急ぎで行ったが
天川は転機の年に行くといいと言われているので
もう一度ゆっくり泊りで行きたいと思っていた。
天川はすっかり
パワースポットとして世に知られているようで
「天川から呼ばれないと行けない所」と
友人や知人も口にし
ネットでもそんな風に書き込まれているみたい。
今度は泊まりで
夫抜きでのんびり行きたい。
そして誰でもいいから誘えるわけではなくて
「天川に行きたい」と熱望している人とでないと
助手席に座っているだけでも疲れるほど
天川は遠くて
温泉と神社のある長閑な村は
悪く言えば何もない、退屈な場所なのだ。

_IGP8838.jpg

そんなことを思っていた7月の月末
こちらの予定を全く聞かずに
新幹線の切符を取り
東京からズーニーさんの講座で知り合った友達が
突然私に会いにやってくる事になった。
こんな暑い時に観光も何もあったものではない。
観光客がガイドブックを片手に
京都の町を歩いているのを見掛けると
「こんな暑い時に来たら京都が嫌いになるで」と
気の毒に思い
知らない人でも車に乗せてあげたくなるくらい
暑いのが苦手で弱い。
(冬は強いのです)
「こんな暑い時に??」と言いながらも
友達にどこに行きたいかと聞くと
出てきた場所の一つが“天川神社”だった。
京都市内の暑さと天川の気温は
10度はあると言われ、避暑にもいい。
もうこれは友達の為にも
バテバテの私の為にも行くしかない。

_IGP8837.jpg

そんなわけで急遽、
一泊二日の天川行きは決定した。

               ≪続く≫   

*写真は記事とは無関係です。
どれだけ暑くても寒くても、
年中押入れで過ごす“桃ちゃん”はシャンとしていて
諭吉は暑くてだらだらと仰向けに寝ているので
生きているのか心配になっては触りに行ってしまいます。



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Posted by 諭吉セブン
comment:2  
[diary
comment
あ、桃ちゃんや。うれし。

天河、よく合宿をしました。
わたしも最近訪れていませんが
おさそいはあって
行くことになるかしら、と思っていたら
水害で大変でしたね。
2012/08/09 10:50 | | edit posted by じゅんこ
Re:
じゅんこさん
コメントありがとうございます。
我が家では桃ちゃん以外
全員、バテましたが
この子は持病がありながらも
真夏でも真冬でも変わらないです。

例年はこの時期、涼しいので天川村では
キャンプの親子連れが多く
温泉も道もいっぱいなのですが
水害のせいでキャンプ場は閉鎖されて
とても静かで気の毒なほどでした。


2012/08/09 20:51 | | edit posted by あゆみ
comment posting














 

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