スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Posted by 諭吉セブン
 
[スポンサー広告
ロシアンブルーの子猫
9月も下旬に入り
朝夕はすっかり涼しくなってきた。
今年の夏も犬猫病院に
何度も何度も通った。
我が家は人間も犬猫も暑さに弱い。

もう何年前になるんだろう。
我が家には“龍之介”というキジトラの猫がいて
その当時、10才を軽く超えていた。
当時の私の置かれていた状況から
その頃、通っていた犬猫病院の先生は
もう一匹、猫を迎えることを薦めた。
猫禁止のマンションで
猫と暮らしていたこともあって
二匹目となると更に苦情が来るかも知れない。
次に来る子は静かで穏やかな子がいい。
とにかくあんまり鳴かない子がいいなと思った。
(そのほうが近所にバレないから)

そしていろいろ調べた結果
「ロシアンブルー」という種類が候補にあがった。
穏やかな性格で大人しいのであまり鳴かないらしい。
全身がグレーのきれいな猫で
女性の一人暮らしでも
マンションでも飼いやすいというようなことが
何かに載っていた。
ペットショップだととても高価だし
売られていることそのものが
あまり多いわけでもない。
そんな時に地域のリビング(新聞)に
「ロシアンブルーの子猫差し上げます」
という文字が躍り
私は飛びついてそこへ電話をした。
無料でもらえるロシアンブルーの子猫など早々いない。
見るだけでもいいから見に行こうと
ワクワクして出掛けた。

先方に連絡して
そのお家に伺ったのは
日も暮れた頃だった。
大きなお屋敷の様な家は
門扉から玄関から
とてもきれいに磨かれていた。
玄関先には小さな段ボール箱が置いてあり
その中に子猫は既に蓋まで閉めて入れられていた。
段ボールを開けてみてびっくり。
ロシアンブルーでなく
どう見てもシマシマでグレーではない。
日本のトラ猫にしか見えない。
「あのロシアンブルーは?」
私は尋ねてみた。
「先に皆、もらわれてね。
 その子もロシアンブルーの兄弟ですよ」

段ボールの中から
声も出せずに私を見上げる小さな小さな子猫を
結局私は見捨てられずに連れて帰った。
帰りがけにその家の奥さんから
一言言葉を添えて
名刺を一枚渡された。

京都府 府会議員
 〇〇 △

「選挙の時はよろしくお願いします!」

私は無言でその名刺を受取り
放心状態で車に戻った。
何だか騙された上に
これは選挙運動の一環として
子猫を保護する
優しい議員を取り繕ってるつもりなのか。

名刺をもう一度見直して
腹が立ってびりびりに破り
道端に投げ捨てた。
その時、連れ帰った猫が
茶トラの桃ちゃんである。
桃ちゃんはとてもよく鳴く。
子猫の時から声が変わらず
「ヒャー」という高音の
お婆さんの悲鳴みたいな声だった。
ここ数年は声も変わり
「わー」とか「あ~あ~」とか
ターザンみたいな声になっている。
夫は桃ちゃんと仲良く出来ないので
今でも折に触れては
「どうせ騙されて連れて帰った猫やから」と言う。
それでももし、あの時本当に
ロシアンブルーの子が来ていたら
今頃どうなっていたのだろうと思う。

securedownload[1]

あれから8年以上の歳月が流れ
この子は来るべくして
私の所に来てくれたと思える。
以前住んでいた所では
同じ階の人に拉致されて返してくれなかったり
(この件は又、いつか書きます)
今の場所に来てからは
7階から飛び降りても戻ってきたり
今年になってからは夫と喧嘩し
顎の骨を折る重傷も負った。
大変なことがある度に
不憫ささえも全部が愛情に変わる。
桃ちゃんの救出劇はそれぞれが武勇伝か
私の周りで最も身近に起こる
奇跡の連続でもある。
ブログにはあまり登場しないし
遊びに来た人の前にも一切姿を見せないけど
それでも写真に写すと
存在や影は大きい。

_IGP9271.jpg
*写真がピンボケですが
やってきたころの桃ちゃんと桃ちゃんの影が写った写真。

例年、夏はななちゃん(柴犬)の
犬猫病院通いばかりになる上に
今年は諭吉(猫)までもバテた。
そんな中、桃ちゃんだけは
いつも飲んでいる肝臓の薬だけでがんばって
しゃっきりしていた。

ようやく涼しくなり
やっと扇風機もしまえそう。
というわけで、次回は扇風機の話へと
つづく。 
            
 












スポンサーサイト
Posted by 諭吉セブン
comment:0  
[diary
comment
comment posting














 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。