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Posted by 諭吉セブン
 
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荷物
何年か前に職場で
Mさんが社員の定期健康診断関連の書類を整理中に
スタッフIさんの体重を見てしまった。
Iさんは中肉中背で決して太ってはいない。
それでも体重を見られたことで
Iさんは真顔で怒っていたらしい。
その時、Mさんは
「絶対に誰にも言いません。
墓場まで持って行きますから」と言った。
するとIさんも少し笑ってくれたので
ホッとしたらしい。
Mさんの「墓場まで」は
彼女独特の話し方やユーモアもあり
相手が「そんな大げさな」と思えて
笑って許せる感じもいい。

IMGP1599.jpg

きっちりとした会社というのは
些細なことでもミスは
報告するのが当たり前なことは解っている。
そしてそのミスは全国の社員にアナウンスされ
同じことを繰り返さないようにと
警告として発表される。
しかしミスを起こした(未遂も含む)本人が
脆くて繊細であったら
更に更に傷つくことになる。

数週間前に仕事上で
一つの事件が起こった。
私は直属の上司にだけ報告して相談し
その事件を起こした人の為に
表に出さないことにした。
もう十分反省し同じことはしないだろう。
何よりこれ以上落ち込ませたくない。

「何があっても責任は私が取りますから。
 今回の件は聞かなかったことにして下さい」
そう報告した私に
上司(課長)は緊迫感たっぷりに迫った。

「墓場まで持っていくつもりでないと
大変なことになる。
ほんまに持って行けるんやな、墓場まで!」

私は迷いもなく
「はい、大丈夫です。もちろん持っていけますよ」と
自信たっぷりに答えた。

しかしその後になってから
この“墓場まで持って行く”について考えた。
今まで生きてきて
いったいいくつの
見てはいけないものや
知ってはいけないことを
見たり知ったりしたのだろう。
そしてこれからも
死ぬまでの年月の中では
嘘や隠し事に秘密などの
荷物はどんどん増えていく。
墓場にはどれだけのものを持っていくのかな、と。
あんまり荷物が重いと
墓場まで辿りつけないなとか
墓場に荷物が溢れて埋められないなとか。
荷物だらけで私自身が入れなかったりして~
などと何度も考えたりしていた。

IMGP1610.jpg

今回起こったことは決して犯罪ではない。
時間が経ったら
笑い話になるレベルだ。(と思う)
しかし自分がおしゃべりなことや
そんなに口が堅くないことを
忘れてしまっていたことに気付き
いろいろ考えていたことが我ながらおかしい。

案の定、この「墓場まで持っていくはずの話」は
起こってからわずか数日の間に
夫や友人など仕事と関係ない人に
がっつり話してしまった。
(課長、ごめんなさい)
何年か経ったら仕事関連の人にも
話せる日が来るだろう。
どちらにしても背中に何も背負わず
手には何も持たずに
生きて死んでいけたらいいなと思う。

*写真は記事と無関係です。
7月下旬の浄瑠璃寺。
まだ紫陽花が残っていました。










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Posted by 諭吉セブン
comment:2  
[diary
comment
久しぶりの更新でしたね。

そうでしたか、責任ある立場だといろいろ大変ですね。。

なんでも聞きますよ(笑)

2013/07/24 21:48 | | edit posted by じゅんこ
Re:
いろいろ重なって明日、監査があって落ち着きます。
ここには書けませんが
爆笑か?引き攣るか?
どちらかにはっきり分かれるような話です。
又、ゆっくり聞いて下さい。
じゅんこさん、ありがとうございます。
2013/07/24 21:53 | | edit posted by あゆみ
comment posting














 

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