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Posted by 諭吉セブン
 
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ベストセラーを読む
ベストセラーを続けて読んだ。

事業部長が今年の春に最近読んだ本があって
その本から今年の方針だの何だの
「パチリです」と嬉しそうに会議で出されたけど
その時50人以上人がいたのに
誰一人その本は読んでいないので
皆何の反応もなかったのが確か5月だった。

きれいにまとめられたパワーポイントからは
何ひとつ読み取れなくて
誰もついていけなかった。
何だか事業部長がかわいそうになって何度も本屋にいくのだけど
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッがーを読んだら」
略して「もしドラ」。
何だか読む気にならない。
表紙のアニメがどうも好きではない。
これを読むならドラッガーの「マネージメント」を読もうと思うが
どうも興味が持てない。
100806_2308_0001.jpg

しかし、先日老人ホームの移転について発表があって
ご家族だけを集めての説明会は役員が行ってくれたが
一瞬国会中継を髣髴させた。
ちょっとがんばらないと、ちょっと上の人達を助けないと。
そして私を始めスタッフさんも
「移転が決まってやらされて大変」でなく
「主導的に楽しんで行う」形にしないとと強く思った。
それくらいひどい説明会で収拾がつかない終わり方だった。

帰り道で事業部長が
「役員がまるで○総理大臣みたいに責められてたね」と私に言ってきた。
まだ私も老人ホーム移転の全容がわからず
今回は話さなくていいと言われていた。
おまけに顔を打って日が浅かったので
私はマスクも外せず話も挨拶が限界だった。
そして「もしドラ」をやっと読む気になった。

自己啓発本、哲学書、経済書、ビジネス書みたいなものも
以前の仕事の時に考える所があって、さんざん読んで
京都中の図書館は全部くらい読み漁ったつもりで
もう飽き飽きしていた。
しかし、これはおもしろい。
何がおもしろいって
今の私達がおかれている状況を
そっくりそのまま置き換えられる。
無名の公立高校がマネジメントを教科書に甲子園を目指す話は
老人ホームを約半年後に移転する
その間の予想できないトラブル、ご家族からのクレーム
そして認知症の方が環境が変わってどうなられるかの不安。
スタッフさんの不安、ご家族の不安、入居者さんの不安。
出来るのかという半年後の大変さを考えるのではなくて
「1年後に良かったね。いい経験が出来たね」といえるにはどうすればいいか
逆から考える。
そう、高校球児が甲子園を目指すように。
まだまだ漠然としてだけど
何とか出来る、何とかなるような気がしてきた。
この時期に読めてよかった。

そして事業部長の作った資料はまるっぽパチリだということが
本を読めば読むほどわかってかなりガックリした。


もう一冊は
柴田トヨさんの「くじけないで」
99才の方の詩集。
うちの老人ホームに入居されている100歳の方の娘さんからのお薦め。
これは早速購入する。
車の中で読んでしまって
ガレージから出られなくなった。
少ない言葉、大きな字、素直な表現。
だけど情景は空気と一緒にありありと浮かぶ。
涙が止まらない。
90過ぎてからを始めて
今でも夢や希望はいっぱいで
とても素敵なふんわりした笑顔。

中でも「陽射しやそよ風はえこひいきしない」
その表現に完全にやられた。

100805_1046_0001.jpg

どうしようもないくらい涙が出て止まらない。
私の中にいったい何がたまっていたのかわからないけど
びっくりするほど泣けた。
涙を流すのはとても気持ちがいいものだし
我慢しないことは体にいいことなんだと思う。
言葉の重み、言葉の思い。
きっと全部は受け取れていないけど
今、しんどい人に一人でも多く読んでほしい。
そして皆が希望が持てますように。
素直になれますように。

2冊とも早速貸出巡業中です。
振り返れたり、泣けたり、立ち止まる時間を作って
ゆっくり私の所へ帰ってくるんだろう。
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Posted by 諭吉セブン
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